【はっとの勝手に名画鑑賞会】

371回「巣立ちの時 教育は死なず」(1981


1981年公開、板谷紀之監督作品

「巣立ちの時 教育は死なず」

を観ました。



主演は元祖三人娘の江利チエミ

で、彼女の遺作となって

しまった映画です。

かなりエネルギッシュな先生役

を好演していて、まもなく亡くなって

しまうなんて、誰も思わなかった

でしょうね。


長野にある落ちこぼれを

受け入れている実在の高校が

舞台となっています。


どんなに裏切られても

生徒を信じ、全員卒業まで

面倒をみる先生達の

姿が感動的で胸を打ちます。


校長先生役の長門裕之の

説得力ある演技も素晴らしいですね。


生徒役で若き日の三上博史も

出演しています。


昭和37年生まれの生徒達の

ストーリーなので、

ちょっと自分より年上な

方達ですが、

醸し出す雰囲気は、

自分らのころと、あまり

変わらないので、

懐かしい感じで鑑賞する

ことができました。


今、うちの息子が

ちょうど、同じ年頃では

ありますが、比べてみると

やはり随分時代は変わったことを

痛感させられますね。


教育は、果たして

生きているんでしょうかね?


【人生はまるでロード・ムービー、

次回も一緒に過去に置き忘れた

宝物を探しに行く旅に出ませんか?】


それでは、また(^_−)−☆