【はっとの勝手に名画鑑賞会】
第348回「ワイルド・アット・ハート」
(1990)
1990年公開、デヴィッド・リンチ監督作品、
「ワイルド・アット・ハート」を
観ました。
主演は個性が強いと思いきや、
ちゃんと柔軟に役に成りきることが
できる名優、ニコラス・ケイジと
リンチ映画のミューズ的な存在である
ローラ・ダーン。
まともな人間が1人も出て来ない
リンチの世界観はそのままに
セックスとバイオレンスと
エルビス・プレスリーの
スパイスを強めに、他のリンチ作品とは
ちょっと一味違うポップな
仕上がりになっています。
現代版「オズの魔法使い」を
リンチ風にすると
こんなヘンテコな映画になって
しまうみたいです(笑)
一番の見どころは
とにかく、あの清楚なイメージ
だったローラ・ダーンの
汚れな体当たり演技でしょう。
しかも、共演者に
実母のダイアン・ラッドが
いるのに、この汚れっぷりは
ある意味強烈で、
ここにも、ちょっとリンチ特有の
悪趣味感が現れている感じがしますね。
さらにウィレム・デフォーや
イザベラ・ロッセリーニ、
ジャック・ナンス、シェリル・リー、
シェリリン・フェン、ハリー・ディーン・
スタントン、ジョン・ルーリー
などクセのある俳優陣が適材適所
怪演を繰り広げます。
そのポップさゆえに、リンチ作品としては
あまり語られることはありませんが、
ずっと観たかった作品では
あるので、今回鑑賞できて良かったです(^。^)
【人生はまるでロード・ムービー、
次回も一緒に過去に置き忘れた
宝物を探しに行く旅に出ませんか?】
それでは、また(^_−)−☆
