【はっとの勝手に名画鑑賞会】
第267回「ピンク・フラミンゴ(1972)
若い頃「スウィート・ムービー」
という映画を観た後、40度の高熱を
出して、のたうち回った経験があり、
それ以来、エログロナンセンス的な
カルト映画は正直苦手なんですが、
「ソドムの市」とか「エル・トポ」
とか、映画ファンとしては
どうしても避けて通れない作品が
あるので、それは何とかチャレンジ
するようにしています。
そんな中の一つ、1972年公開、
ジョン・ウォーターズ監督作品
「ピンク・フラミンゴ」に
ついに手を出してしまいました(>_<)
今まで観て来たその手の映画の中でも
恐らく最悪の内容だとは思うのですが、
個人的にはなぜか不快感が1番
少なかったかもしれません。
前にも書いたことがありますが、
ヨーロッパ的なエログロナンセンスは
許容できないんですが
アメリカ的なのは
平気ってことなのか?(笑)
アメリカは生まれた土地ですからね。
どこかシンパシーを感じる空気感が
あるのかもしれません。
そもそもこの映画、どっかカラッとした
雰囲気もありますもんね。
あと、僕がアメリカに丁度いる頃に
製作されているのも関係あるかも
しれません。
まあ、でもね
映画にそれほど思い入れが
ない方は絶対に観ない方が
良い作品なのは間違いないです(^^;
ただこの映画、MOMA美術館にも
永久保存されたそうです。
ほんとなのかな?(笑)
確かに主演のドラァグ・クイーンの
ディヴァインの歴史に残る
体当たり過ぎる演技は永久保存の価値が
あると思いますがσ(^_^;)
恐らく二度と観ませんが
観て良かったとは思っています(^ ^)
世の中広いね(笑)
【人生はまるでロード・ムービー、
次回も一緒に過去に置き忘れた
宝物を探しに行く旅に出ませんか?】
それでは、また(^_−)−☆