同じ動作をするにしても、意識させる箇所によって表現は変わる。
同じ技術を身につけるにしても、通る道は違う。
同じ方向に導くとしても、その人、その時によって声のかけ方は違う。
目指すゴールは同じでも、それぞれの特色、戦略というものがある。
例えば足(膝、腿)をあげる動作をするにしても、つま先を意識する人もいれば、かかとを意識する人もいて、膝を意識する人もいれば、腿を意識する人もいれば、股関節を意識する人もいる。
叱責するときもあれば、褒めるときもある。あえて見ぬふりや声をかけないときもある。ヒントを与えるときもある。
違う方法、表現に切り替えたとたん劇的に変わるときもある。反面、表現を間違うとマイナスに働くこともある。自分の意図とは違う伝わり方をすることもある。
こうなってほしいという思いは同じでも、自分の考え方、伝え方、やり方、言動によって良くも悪くも働くのが怖さであり、面白さでもある。上向きに働いたときはドーパミンが踊りだす。
今日は大学生に相手をしてもらい、一日実戦練習に時間を費やせた。改善点、評価点などたくさんのことを選手に伝えたが、受け取り方や理解力、思考力、判断力、センスなどによって大きな差が出る。それぞれが、どれだけ吸収し、次に活かしていけるのか。
色々な表現を学び、色々な感覚を身につけ、色々な発見をし、色々な 引き出しをもち、自分の能力をさらに開花させていこう。