間違った声かけで、息子は食べ物を少し残し、勉強もやりきらなくなった | 発達凸凹息子の子育てから気づいたいろんなこと

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発達障害グレーゾーンの子育てから気づいたことを我が家の出来事を通してお伝えしています。

息子は必ず朝ごはんを少しだけ残すんです。

 

毎日です。

 

ときどき晩御飯も少し残します。

 

だけど、昼食だけは必ず完食するんです。

 

この行動がずっと気になっていていました。

 

息子にどうして朝ごはんをいつも少し残すのか?と聞いてみたんです。

 

「朝はいつも食欲が湧かない。でも食べないとお昼まで持たないのはわかっている」

 

と言います。

 

そこで一口サイズのおにぎりならば、口に入れてしまえば感触になるので、やっていたのですが、その一口のサイズが難しい。

 

やっと残さない一口サイズがピンポン玉の大きさでした。

 

あーこれは心理学の分野だなと。何かメンタルで引っ掛かりがあるなぁと思い、ずっと朝から俯瞰して、ノートにいろいろと書き出していたところ、気がついたんです。

 

「あー、私の声かけが原因だ!追い詰めていたなー、蓄積されたものがこの行動に出てきたかーショボーン

 

昔はなんでもできたことに喜んでいた息子だったんです。

 

「すごいねー、よくできたねー、頑張ったねー」と声をかけていたんです。

 

じゃあ、なんで?となりますよね。

 

「それができたら次はこれをやってみようか!」「これもきっとできるよ!」

 

私は息子ができた行動の後すぐに、次はこれができるようになって欲しいとすぐさま要求値を上げる声かけをしていたんです。

 

これが積み重なるとどうなると思いますか?

 

やりきろうとしなくなるんですよガーン

 

やりきらなかった場合、要求されるのはさっきまでやっていた行動の続き、どうやればいいのか分かる。その要求なら聞いても耐えられる。

 

頑張った先に次の新しい要求はエネルギーがたくさんいりますよね。

 

仕事のノルマを達成したら、次に言われたのが前回のノルマの1.5倍だったガーンみたいなやつです。

 

ADHD傾向だから、エンジンを回していけばうまくいくのではと思っていましが、どうもそのペースを私が間違えていたようでした。

 

息子自身が興味のあることなら、すごい勢いでエンジンを回転させて進むんですけど、私が求める勉強面や生活面だとそういうわけにはいかないということでした。

 

お昼ご飯なら食べられるというのは、今日1日の中間の時間だから気持ちが楽なんでしょう。しかも朝ごはんを少ししか食べてないから、本能的な生きていくための食欲が優先されるのだと思います。

 

息子が落ち着いている時に

「何か達成してしまって、失ったものがあるの?」

っとコーチング的な会話をしてみて検証しようと思います。

 

結果はまた後日のブログでご報告しますね!