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似て非なり
伝えると伝わるの意味の違い
選挙コンサルタントの八田晋呉です。
東京都知事選挙の選挙公報が
こちら↓に掲載されています
http://www.h26tochijisen.metro.tokyo.jp/publication/
今日は選挙コンサルタントの視点で、
以下の有力4候補の選挙公報を見ての
感想を述べさせて頂きます。
最初にお断りしておきますが、
それぞれが主張している政策等に
ついてコメントするつもりは
ありません。
あくまでも、
候補者が自らの主張や政策を
有権者に伝えるための重要ツールとしての
選挙公報の作られ方、表現方法としての
テクニカルな部分に対する意見感想です。
まずはこの方から。
・宇都宮けんじ候補
全体的に使用している
文字のサイズが小さすぎます。
宇都宮候補の推薦支持母体である、
共産、社民、旧社会党支持者の方々は
高齢、老齢の方が多いです。
特に4つの主要政策の本文部分の
文字が小さすぎます。
主要政策のタイトルの
スミベタ文字白抜きのフォントは、
この小さなサイズであれば、
より見やすくするために、
明朝ではなくゴシックにすべきでした。
確認団体が出しているチラシは、
とても良いつくりになっていたので、
すごく惜しい気がしました。
・細川護煕候補
一番左に小泉元総理とならんだ
イラストが描かれているのですが、
そのクオリティが低く、
イラストレータや漫画家さんが、
最初にテイスト等を確認するために描く、
線書きレベルのものが掲載されています。
どうせ載せるならもう少し力を入れて、
後述する田母神候補レベルのイラストを
入れて欲しかったです。
あとは、主要5大政策のタイトルの
スミベタ文字白抜き部分の文字サイズが
小さすぎます。
フォントはゴシックなのですが。
・田母神としお候補
物凄く目立つ本人似顔絵イラストが
顔写真の横に配置されています。
特徴を捉え良く描けていると思います。
ほとんどの候補者は選挙公報は
文字ばかりでイラスト、マンガの類は
使いませんが、それだけに使い方を
間違えなければとても目立ち視線を
引き付けることができます。
特に若い候補者にお勧めします。
田母神候補が経歴を武器に、
危機管理のプロとしての
一点突破戦略によりどこまで票を
集めるか別の意味で注目です。
選挙公報もそういう訴求内容になっています。
言いたいことを絞り込んでいるため、
使用している文字サイズは、
4候補の中で最も大きいです。
・ますぞえ要一候補
完全なプロの仕事です。
このデザイナーは選挙公報の仕事を
過去に経験しているはずです。
選挙公報というのは、
選挙ポスターと同じで、
チラシ等と違い他候補と同じ平面上で
比較されるツールです。
従ってまずは埋もれずに、
目立つ必要があります。
その際、文字だけではその限界があります。
そこで、スミベタ文字白抜き、スミ網掛け、
イラスト、四角囲み丸囲み等のデザイン手法を
バランス良く駆使して、
より自分が言いたいことが伝わる(届く)
ようにするわけです。
伝えると伝わるの違いです。
ますぞえ候補の選挙公報は、
文字サイズ、上記の項目の使用バランスが
4候補の中では最も優れています。
教科書的な選挙公報のつくり方なので、
今後選挙に出る方は参考にして良い実例です。
私のブログ記事の、
●選挙公報
~作成における10のポイント~
なども参考にしてください。
http://ameblo.jp/hattashingo/theme3-10073458749.html