仕事で流した嬉し涙の思い出 | 選挙コンサルタント八田晋呉公式サイト

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株式会社I&Yコンサルティング 代表取締役。 選挙勝率93%(2013年7月現在)地盤看板カバンのない 無所属新人候補の選挙コンサルティングを得意としています。

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嬉しくて仕事で
泣いたことありますか


選挙コンサルタントの八田晋呉です。

今日はなぜか、
これからお話しすることを
思い出しました。

私が初めて選挙の仕事を
した時のお話しです。

正確に申せば、
選挙の仕事をするのは
その時が初めてでは
なかったのですが、
ある種どっぷりと浸かり、
その候補者の方の当選を勝ち取るために
サポートをさせて頂くという意味では、
私が携わった最初の選挙の
仕事と言えます。

それまで私は、
主に企業のマーケティングや
広告宣伝関係の仕事を
ずっと行っていました。

ある時、
以前から仕事での繋がりのある方から
「実は今度選挙に出るので、
選挙ポスターやその他の
選挙本番に向けた各種制作物の
企画デザイン制作等を
お願いできませんか。」

との依頼があり、
「もちろんやらせてください。」
とお返事し実際に二人で
つくり上げていきました。

こちらも慣れない世界のことであり、
その方も初めての選挙出馬でしたので、
お互いに試行錯誤しながら、
とにかく定められたスケジュールに
全て間に合わせ選挙本番を
迎えることができました。

その方は、
地元の後援会組織があるわけでもなく、
小さいころからずっとその地で
生まれ育ったわけでもなく、
年齢が若いこともあり、
潤沢な選挙資金なども
あるわけはありません。

いわゆる、
地盤看板カバンの3バンと呼ばれる
リソースは一切なしです。

俗に言う“票読み”的なものも、
基盤となる支援者組織がそもそも
ありませんので実行は不可能。

開票されてみなければ
何票獲得できるかなど、
皆目見当もつかずというのが、
正直なところでした。

そんな中で行われた選挙結果ですが、
ご本人の本気での頑張りが
有権者にしっかりと伝わり、
見事上位当選を果たされたのです。

予想もしなかった
上位順位だったものですから、
私自身もとても驚いたことを、
昨日のことのように覚えています。

「こういうこともあるんだな」と。

お互いに少々神経質になり、
制作物のやりとりをしている時に、
電話口でぶつかったりしたことなども、
当選してしまえば良い思い出の
ひとコマにしか過ぎません。

そして決して忘れられないのが、
自分でも予想しなかった種類の
感情の揺れが襲ってきたことです。

皆さんは、
仕事でお客さんから感謝の言葉を
投げかけられ、
思わず嬉し涙を流した経験は
ありますか。

自分自身のことで言えば、
うんと若い頃に取引先から
理不尽な理由で激怒して
怒鳴られたりなどして、
あとでひとりになった時に、
悔し涙を流した記憶などはありますが、
少なくとも感謝されて嬉しくて嬉しくて
泣いた記憶は恥ずかしながら
一度もありませんでした。

それが初めて経験する
選挙という仕事の中で、
「私が当選できたのは
八田さんのおかげです。
家族もみんなそう言ってます。」
という真っ直ぐな言葉を聞いて、
それは電話だったのですが、
なぜか急に感情が込み上げてきて、
電話口で嗚咽号泣して
全く言葉にならなかったのです。

こんなことは、
人生の中でも初めての経験でした。

それまでに、
クライアント企業の担当者から、
「こんなに商品が売れたのも
八田さんのおかげ」
「○件も新規契約取れたのは
八田さんのおかげ」
「新患が今月こんなに増えたのは
八田さんのおかげ」
とか自分で言うのもおこがましいですが、
いろんな感謝のされ方をしてきましたけど、
そう言われて涙を流したなどということは、
ただの一度もありませんでした。

それなのに、
家人からは、
「かなり悲しい映画を観ても泣かない」
※これは映画が趣味で分析癖があるため
と言われる私が、
言葉にならない程の嗚咽号泣です。

我ながらとても意外でした。

と同時に、
選挙の仕事をお手伝いするということは、
つまりは選挙の当落の結果というのは、
現職であろうが新人であろうが、
立候補者の一生を左右する一大事を、
ある種共有することなのだと、
あらためて感じました。

そして、
こんなやりがいのある仕事は、
この世にそうはないぞと自ら肝に銘じて、
選挙コンサルタントなどという看板を掲げ、
今も粛々とではありますが、
この仕事を続けておる次第です。