ヒデキンのギターヒストリー | ヒデキン BLOG

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【ヒデキンのギターヒストリー】 

僕は1972年生まれなのですが、僕が子供の頃よく見ていた音楽番組に「夜のヒットスタジオ」がありまして。 ロックバンドなんかも結構出演してました。 

 

元々ドラムに興味がありましたが、中学の頃、VOWWOWやLOUDNESSなんかを初めてテレビで見て、「えらい楽器(ギター)弾いている人(バックの人という感覚で見ている)が目立ってるなぁ〜、カッコええなぁ。。。」という印象を持つようになりました。 

オンボロのラジカセをテレビの前に置き、、、みたいな事もやってましたよ 😆

 

僕は兄弟もおらず、裕福というわけでもなかったので、ギター買ってくれとも言えず、それこそ鏡の前で「フリ(エアギターっぽいこと)」をしてました(笑) あの頃見よう見まねで、「ストローク」とも知らず、右手をそれっぽく振るのも結構、拘って真似してたように思います。振り幅とか、振る勢いとか(笑)それこそ、バッキングとリードで「右手の動きが違うなぁ?」みたいに見ていました。 

 

同じような人は大勢いらっしゃるでしょうし、特別なこととはもちろん思っていませんけど、今思うとフリの研究は役に立ってるんじゃないかと思っています。 高校生になって友達に誘われてギターを始めるようになります。

 

あの、修学旅行以外に泊まりの遠足みたいなのありますよね? 高校1年の時、そういうのがありまして、仲の良い数人で夜遅くまで話すわけですが。 

その時に、一人友人が「オレ、ギター持ってんでぇ〜、高性能トレモロついとんねん!」と自慢げに話してまして。(後に高性能トレモロがフロイドローズであることを知ります。) 

多分、それを聞いてる僕の顔がよっぽど羨ましそうというか、興味津々に見えたんでしょうか。彼は「ハッタンもギターやる?(ニヤ)」と。 もちろんTVを見ながらエアギターなんてしていたことは、すっかり忘れ去ってましたが、彼の話を聞いて一気にその気になりまして(笑) 

その遠足は終始、出立はジャージだったんですが、駅で解散後、その格好のまま友人2人と3人で楽器屋へ直行しました  で見つけたのがフェルナンデス FR-55でした。 

白いボディに黒いピックガードだったんですが、聖飢魔IIをよく聞いていた僕は、「なんかエース清水のギターっぽいな?」と、見た目と値段でそれに決め、取り置きしてもらい一旦帰宅。 わずかに貯めていたお金を下ろし、無事ゲットしました(笑) 今、考えたら、誘った友人にも楽器屋の店員さんにも、何も聞くわけでもなく、ただ見た目だけで気に入ったギターを手に入れてました ちなみに、その時点で弾き方、チューニング方法など一切知らない状態です。。。 でも嬉しかったですねぇ〜

 

続く