先日の話です。
いつものようにハチとキューの夕方さんぽに出かけて、サンセットを見ながら中老2人と2ワンでジャングルを歩いておりました。
そんな中、レクサスのSUVが私たちに向かってゆっくり近づいてきたので レクサス珍しいなあ~ なんて思ってたんです。
というのも、ジャングルではレクサス・アキュラ・インフィニティなどの日本車高級路線の車種ってほとんど見かけないんですよ。見かける高級車と言えばメルセデスくらいでしょうか。超高級車をフツーに毎日見ていたLB時代とは大違い!
ハチとキューを夫(=真澄)と私の傍によせてその車が通りすぎるのを待っていたら、助手席の窓がゆっくり開いて
英語しゃべれまっか?
と尋ねられました。
ここで
Most of the time
と答えた真澄。
※ 和訳したら、たいがいいっつもね~ ってな感じでしょうかね
はい、レクサスドライバー爆笑
アメリカンジョーク成立の瞬間
そこから簡単な自己紹介 ⇒ スモールトーク
※分かったことは、レクサスファミリーはアメリカ南部に住んでいて車でジャングルまで南下してきた
※最近この近くに家だかコンドミニアムだかを買った
…で本題
この近くに購入した家だかコンドミニアムだかがあるはずなのに、道に迷ってしまったようでたどり着けないので助けてほしい とのことでした。
日本やUSに住んでいたら、iPhoneの地図やGoogle Mapsに住所を入力して表示されないことが起こるなんて信じられませんが、ジャングルあるあるで自分が今いる道に名前がつけられていないことも多く、道路標識があるほうが珍しかったりするため、都会を外れたら皆目見当がつかなくなることも多いのです。レクサス車載のナビにも表示されなかったのかもです
その日、携帯を非携帯でさんぽに出かけていた真澄。
私の携帯を使って、今が○○で△△までは、真後ろの道路から◇ブロック離れたところを左折して~
なんて言いながら説明していました。
ただ、メリケン人同士の会話。
ただ道を説明するだけじゃなくて、ジャングル生活がどない とかどうでもいい話を挟むので( プルお姐さま!!) 日はどんどん暮れていく
そんなときに限って、ハチとキューの光る首輪をしていない
真澄はレクサスを見送りながら
新しいご近所さんに僕の会心の掴みのボケ受けたわ~
とご機嫌だったんですが
私はふと
私の携帯持ってるやんな?
と真澄に聞くと
ベタに自分の短パンのポケットを探り出して
こんなことになっています。
61歳・岡田真澄似・アメリカ人夫、何を思ったのか、私の携帯をレクサス主人携帯と勘違いしてレクサス奥さまに渡してしまったそうな
アフォか!!!!
と私が叫ぶのが早いか、暗闇の中真澄が走り出すのが早いか
レクサスご主人の名前を叫びながら、追いかける真澄。
そんな真澄につられて、のんびりオフリーシュで歩いていたハチとキューも必死に追いかける
私だけが、その後ろを気持ち早めに追いかけていきました。
だって、コケたら大変でしょ?
そのまま3ブロックほど爆走した真澄、レクサスに無事追い付いて携帯を返していただくことが出来ました。
真澄がアフォだっただけなのに、レクサスご主人は「いや、ほんますんまそん」なんて言ってくれたそうで。
いやー、いい方たちでホンマ良かった。
その前日、スパゲティ すすりながら
HOSSIE、携帯をスラれるのが多発してるからホンマ気ぃつけんとあかんど
なんて言ってた真澄よ。
お前もな!