【大阪府公立中高一貫校】水都国際中学・富田林中学の適性検査「英語的問題」試作問題公開

【大阪府公立中高一貫校】
令和６年度入試より
水都国際中学校・富田林中学校の適性検査に「英語的問題」を導入。
試作問題が公開されています。


＜府のHPより＞R4.１２月発表
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令和６年度大阪府立中学校入学者選抜より、府立水都国際中学校及び府立富田林中学校の適性検査に「英語的問題」を導入します。

英語の適性検査は「リスニング」により実施いたします。
（→大阪府のwebページで詳細をチェック）



＜府のHPより＞R5.７月発表
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大阪府立中学校入学者選抜における適性検査「英語的問題」は「大阪版小学校で学ぶ英単語集」をもとに出題します。
（→大阪府のwebページで詳細をチェック）

公開されている試作問題を見てみる（リスニングの音声および問題用紙）

英語の試験時間＝10分
満点＝20点
と発表されています

公開されている試作問題をチェックしてみた感想

・レベルはものすごく易しい（英検５級・４級レベル）

・英検５級・４級リスニングのイラスト問題で対策可能

・スピードもかなりゆっくりめ

・よって、英語で点数の差が大きく出るということはなさそう。

・ほとんどの子が高得点だろうと予想がつく

・点数に差が出るとすれば、下記の分野。

「数字の聞き取り」
（例）14と40を聴き分けできるか

「月の言い方」
（例）1〜12月までの英語が確実に理解できているか

念のため事前に知っておくと安心なこと

あまり心配する必要はないかもしれませんが、試作問題のリスニング音声を聞いてみたところ、イギリス英語の話者と思われるネイティブスピーカーも混じっていました。

もちろん、本番の問題で使われる音声が「ザ・アメリカ英語！」なのか、「うわめっちゃイギリス英語やん！」というものなのかは不明ですが、試作問題の音声を実際に聴いてみた中で、子供たちにとって響きが特徴的に感じるであろう英単語をここに挙げておきます。
すべて、試作問題のリスニング音声に登場していた単語です。

・store（店）
イギリス英語の場合、ほぼ「ストー」と聴こえます。また、最後の音を伸ばさないのもイギリス英語の特徴ですので、厳密に言うと「ストー」よりも「スト」ぐらい短い音になります。

・department store（デパート）
「ディパーメンッスト」無理矢理カタカナで書くとこのような音です。

・amusement park（遊園地）
「アミュズメンパ」大袈裟にわかりやすく書くとこのような音です。笑


以上、英語講師目線のお話としておまけ程度に書いておきました。



ペッパピッグでイギリス英語の音に慣れておくと良いかもね、なんて思いましたが、もう小学6年生ですとペッパピッグ見ませんか・・・




英語の問題が府立水都国際中学校及び府立富田林中学校の適性検査に導入されることになったとはいえ、先ほど書きましたように点数の差は大きく出なさそうですので、「英語の試験に賭ける！」という合格ルートは期待できなさそうです。



また今後参考になりそうな情報が公開されましたらブログ記事を更新していこうと思います。


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