皆様
東京では桜の花びらもだいぶ散ってきました。
如何お過ごしですか
今日のテーマは、最近お越しくださるクライアントに共通した歪みを表現している姿勢についての話です。
この姿勢の歪みは夏の猛暑などに出現する姿勢です。
全身の筋肉が緩んでいるフォーム12(循環器型・筋肉型の陰性)副腎髄質機能が作用して現れる筋肉の張弛を表現している姿勢についての話です。
身体均整法の親戚筋の野口整体では11体癖になると思います。
今年の2月くらいからこの姿勢がぽっぽっ見受けられ始め、3月後半からかなりの確率で出現し、4月の昨日、本日などは来院された方の100%に共通して出現していています。
現在95歳の師匠から、夏の暑いときに行う調整は筋肉が緩み深い歪みを治すことができる慢性症にとっての絶好な時期、夏の恵みだと聞かされていました。
とは言え、なんでこの時期?
この姿勢が出始めた2月の天候は、気象庁のレポートによれば平均温度としては、東日本では+2.1度で高温であったようですが、暖冬とはいえ、それほど べらぼうな温度では無いですね。
じゃ温暖化?
とは言ってもあまり説得力ないですよね。
例のワクチンの影響?
全く接種をして来なかった方にも出てきていますので、これも違います。
来院くださる方への説明は、これは季節の歪みなのですが、ちょっと腑に落ちないのですよ と付け加えていました。
2週間前です。
来院した某国立大学の情報、AI が専門の名誉教授の方にこの話をしたところ、
「それは太陽活動、太陽フレアの影響かもしれませんよ 」
と言われました。
早速いろいろ調べると
まずは NHKのHP 「サクサク経済QandA」 での説明。
加筆要約すると
「太陽フレア」とは太陽の表面でおこる巨大な爆発現象(原子爆弾数十億個分のエネルギー) 電磁波や高エネルギーの粒子(大量の宇宙放射線)、それに電気を帯びたガスが放出されます。
早いものだと8分間で、遅くとも数日の間に1億5000万キロも離れた地球にも届くのです。
その際、地球を覆っている磁場に作用して地球の磁気を弱めてしまいスマホが2週間も使えなくなるような事態が起こる可能性があるヨシ
国立研究開発機構法人情報研究機構の宇宙天気予報を開いてみると確かに2月、3月、4月と大きなフレアが発生しているのです
4月15日にも大きいフレアが発生しておりました。
地球同様、太陽も自転をしておりますので、フレア発生に影響は時間差があるようです。
アメリカ海洋大気庁の宇宙天気予報センターによれば、太陽活動の指標とも言える黒点の発生は、進行中の22年周期のうちで、2024年1月から10月の間がピークとの予報が出ていることも知りました。
当然、黒点の発生が多ければ太陽フレア出現も増えます。
一般的には、地球はオゾン層と地球の磁場に守られているため太陽フレアによる悪影響は、宇宙飛行士やジェト機の乗務員の放射線被曝や地磁気の影響による情報通信などとされており、地上に生活する我々の身体には、直接的な影響はないとの記述もあります。
とは言え、身体は環境の影響や変化を微妙に姿勢に表現します。
その姿勢の表現を12分類(内臓体壁反射からの12分類を足した24分類)したものが「12種体型」です。
以前、ブログで述べたように、スマートフォンを使用するだけでも身体には歪みを生じます。
身体の歪みを整えることをなりわいとしている、私にとって、この太陽フレアとフォーム12の相関は大変納得できるものです。
またこの現象は見方を変えれば、玉川温泉で有名なラジウム(ラドン)温泉アルファ線の放射線などを思い出させるホルミシス効果、特定の物質からストレスや刺激を受けることで、身体に良い効果をもたらす事も考えられます。
悪影響に片目をつぶって考えると、活発な太陽の活動は地上の生活者の我々に恩恵とも考えられます。
そのことを踏まえてアピールすれば、この歪みの姿勢が出ている時は身体を整える絶好の機会です
環境による姿勢の変化については
拙書 読んでください。
身体均整法研究VOL5が発刊されました。
5回連続投稿の私のテーマは
「身体均整法における運動系刺激時の調整角度の作用について」
興味のある方はぜひお読みください。