急に冬という感じです。

皆様いかがお過ごしですか?

 

先日 愛媛県 松山 道後温泉に行ってきました。

松山は身体均整法の創始者、亀井進師範の生誕の地、墓参もすることができました。

今回の講習会では、息子様2名が登壇。

父親として、治療家としての亀井先生の思い出を聞くことができました。

 

お一人は柔道整復師の学校を卒業されたあと、師範より身体均整法を仕込まれて治療師を業になされていて、その技術を披露してくださりました。

 

私は亀井師範にお会いしたことはありません。

身体均整法の理論と技術は、かって、整体として日本で初めて認可された専修専門学校、 姿勢保健専門学校で学び、現在に至っております。

 

臨床上の色々な疑問点を、どのように師範が考えていたかその答えは、残された師範の講義集の行間をヒントに実際の施術で答えを出すことしかできません。

 

今回の息子様のお話から、

「やはり、そうだった!!」と確信を持った点がありました。

 

それは以前から書いていた「体質と12種体型」、「症状と本体の体型の関係」についてです。

私なりに既に結論は出ており、以前のブログにもしたためてるように本体より態性の姿勢が調整対象であること。

 

症状を訴えるクライアントの体重配分を測定しても、態性つまり、現象体として姿勢の体重配分に反映するが、本体の体型は反映することはレアと言う事。

 

ここらへん議論は「野口整体」への私の疑問にも繋がります。

 

体型は母、父から譲り受けた遺伝的な体型(姿勢)本体とも言います。

一方、態性といってその時、その時の身体の有り様を表現する現象体としての体型、姿勢があります。

 

問題は症状を訴えるクライアントの本体の体型(姿勢)が、及ぼす影響に付いて師範はどのように考えていたか。

 

つまり、現象体と本体との関係をどのように考えていたかと言う点です。

これについて 期せずして、息子様の説明の中で

「父は(矛盾の)出ている椎骨だけを直して、体型は考えていなかった」

その説明に会場が一瞬ざわめきました。

えーっ 身体均整法の体型を、師範は考えていなかったの?

 

瞬時の情動の動きまで、表現する12種体型調整の凄さを日頃経験している私には、その説明の中で息子様の意図している本当の意味がわかりました。

 

息子様の意図する体型を遺伝的な本体を示していると思えました。

私は確認を含め

「本体に9種をもっている方が腰痛で来られても、本体9種だから、特別なことはしなかったという意味ですね」と尋ねたところ、

「そうです。」とのことでした。

 

偶然にも、ブログの3回まえから投稿している内容とこの応答はシンクロしております。

興味のある方は、ぜひそちらもお読みください。

 

親譲りの本体「おっちょこちょい」 というか「詰めの甘さ」か。

講習会の閉会式も終了し、仲間に帰京の飛行機の時間を聞かれ、チケットを確認して時間を告げると、

ドヒャ ビックリマークあせる

乗り遅れを指摘され、大慌てでタクシーを頼み、かろうじて松山空港に IN TIME。

 

講習会中に、飛行機の時間がありますので、と急ぐ様子で挨拶されて退席する方に、老婆心を込めてで 「気をつけて」と答えた私。

 

その方と同便でした。

搭乗待機しているとその方と顔を合わせ、

「 アレェ どうやってこられたのですか? 」

と怪訝な様子で聞かれて、バツ悪 状態でした。

バイバイ

 

                         

野口整体や身体均整法へのご興味にお応えします。

拙書 よろしく。