無事

卒業式を終え


無事

エヴァンゲリオンをリベンジ観覧し


無事

残りの荷物を出し終え


本日


無事

ムスメを送り出しましたぐすんぐすんぐすん




あっという間の2ヶ月でした。




卒業式、山形からの帰りの高速バスで

遠くにそびえる山🏔


名前もわからない


方向がわからないから




今日

東京へ向かう新幹線の中から

ムスメが撮って

送ってきた写真も山🏔


東北は山が遠くてでっかいね。




旅立つ前に

マンションの名前が書いてある

入り口のところで

家族写真を撮りました。



ここを『実家』と呼んで

帰って来られるのは

多分もう

数少なくなるでしょうから。



すごく寂しいけど

ホントは

『東京』って言われた時から

ずーっと泣きそうだけど。



私がそんなんじゃダメ。



この2ヶ月


ムスメの新居を探す

家具家電を買う

荷造りをする

新居でセッティングを手伝う

引越しに伴う事務手続き

マイナンバーカードの申請

銀行・郵便局がらみ等


細々した事を

ムスメ3:私7

くらいの比率で

目まぐるしく動きました。


忙しくしている方が

深く考えないで済むと思って


でも

バタバタの薄〜い隙間に

サクッサクッと

ものすごい寂しさが差し込んで


眠れない夜があったり


イライラが止まらなかったり


気持ちが安定しなくて

すごく息苦しかったです。





ここで過ごした14年



最初はまだ小学生で

近くの塾へ歩いて送り迎え


中学生では

少し離れた塾へ

少し遅い時間に車で送り迎え


高校では

通学も人付き合いも

苦労しながら辛うじて通い切って


オタク気質の私が

つい同じ趣味で盛り上がっちゃって


特撮やらアニメやら

話が合っちゃうから

友達より私

母親の方がわがまま言えるし

気は楽だし



うまく友だち作れないのは

…私が邪魔してるんだなー

きっと。


なんて

本気で考えてたけど

自惚だったかな。



大学では

趣味の合う

フットワークも軽い

優しい友だちが出来て。



やっと

『母』より『友』の良さを

知ったらしい。



大学の4年間

なかなかどうして

辛いシチュエーションの時期を

なんとか乗り切ったと思ったら


コロナ禍という。



最後の1年は

就活とバイトと卒論に明け暮れて

ほぼ家に居ない予定だったのに


ほぼ全部

家で済ませられるようになり


幼稚園児の頃の方が

よっぽど離れていたと思う位


毎日ベッタリ

2人で過ごしました。


赤ちゃんの頃以来。



せっかく友だちの楽しさを知ったのに

また私の元へ逆戻り



これはニートになる危険性有り



やや危ぶんでいましたが



昔から割と近くに

悪いお手本がおりまして

(私の弟)

絶対にああいう風にはなるなという

小さな頃からの言い聞かせが

ちゃんと効いてました



のろのろマイペースながら


年末の卒論を終えて

やっと就活一本に切り替えて


2月になる1日前に

滑り込みで

内定を頂けました。



東京の会社なんだ。



言われた時には

「ああ!!とうとう来たか!!」

という気持ちと

「ええ!?ウチから通える所にしてよ!」

という気持ちが

ピッタリ半分半分。




それからは

暇さえあれば

Twitterも

インスタも

ネットも

「娘 一人暮らし 寂しい」

で検索



たくさんの方々の言葉を拝見しました



こんなにたくさん居たんだ



みんな乗り越えてるんだ




私、情けねぇ〜




思い出して!

自分が一人暮らしを始めた時の

心細さだけじゃなく

楽しかった気持ち




で、それを支えに

ムスメのために

走り出しました!



ダンナはイジが悪いので

「泣いてんの?」

「寂しくないの?」

とデリカシーのない質問をする




それは、もう無視。



あなたには死んでもわかりません。


母親の気持ちは。


わかってもらおうとも思わないので

もういいです。




ただの遊び相手として

楽しく遊びましょう。




明日からは

静かな平日の昼間を

編み物や

模様替えや

断捨離や


好きな事を好きなだけ

どっぷりハマって




夜ご飯だけしっかり作って


私も少しずつ

子離れに

慣れていく




ムスメは私より早く

親離れ出来てたのかも知れない



だから

東京の企業も

止むを得ずと言えども

視野に入れていたのかもな




そーだよな

コロナ禍でベッタリと言ったって

何度も言い合いになったり

気まずくなったり

したもんな



それってもう

私とは違う生き方が

出来るって事だと思った




今、思った。

遅っ。




さて!


お風呂出て

シナモンアップルのシードル飲もっ




最初で最後の

UP照れ





残酷な天使のテーゼが

身に染みるぜ。