バンクーバーで
出会った本。
青山美智子著
『お探し物は図書室まで』
とっても
魂が
喜んだ本でした。
アメリカ『TIME』誌発表の
「2023年の必読書100冊」
に選ばれています。
選ばれた日本人作家の作品は
この一冊だけとのこと。
英訳されて
伝わっていくって
すばらしい。
過去には
『夏物語』
川上未映子著
『地球星人』
村田沙也加著
『地球にちりばめられて』
多和田葉子著
等が選ばれている。
『お探し物は図書室まで』は
2021年本屋大賞となった作品。
それぞれの人生に
一冊の本が
もたらす
きっかけが
希望に変わる瞬間として
描かれている
5章分の人生。
5つの人生が
見事に
変容していく姿が
まぶしく
愛おしい。
ハートに響いたことばたち。
「大事なのは 運命のタイミングを
逃さないってことじゃないかな」
「世界は何で回ってると思う?」
「私は信用だとおもってる」
「自分の意思とは関係なく
別なところで
状況は 刻々と移りゆくからね。
家族関係とか
健康状態とか
職場が倒産したり
いきなり恋に堕ちちゃったり。
同じでいようとしたって変わるし
変わろうとしても
同じままのことがあるよ」
「私は私の
彼女は彼女の
それぞれの景色を見ていけばいい」
宝ものになりそうな
ことばたちが
光っている本でした。
そこにいてくれてありがとうございます
(ほめカードより)
今日の一日に
ありがとうございます。