齢を重ねると見えてくるものがあり、景色が違うと言いますが、なるほどなと思うことが多々ある。

高齢者層60歳以上ですが、その人の生き様のおさらい編。

特に中年期の過ごし方で残りの後半の人生がこうも違ってくるとは。

 ある高齢者から電話があり、相談に乗って欲しいとのことでお話を聞いているとイソップ寓話の『蟻とキリギリス』を思い出してしましました。 

 イソップ寓話の内容は夏の間にありが一生懸命働いて冬に備えて蓄えている間に、遊び呆けたキリギリスが冬になって食べ物に困って蟻のもとに訪れると、蟻が夏の間にしっかり蓄えておけば今頃困らなかっただろうと言う言うお話。

 高齢者も若い時にそれなりに稼いだらしいが、稼いだ分派手に使ったようで、払うべき税金も経費でなるべく落として、低収入にして計上しているためソーシャルセキュリティも満額もらえない。しかも蓄えもなく今更高齢で仕事もない。

 体が思うように動かないから低所得者向けの老人ホームに入居したいとのこと。今は満室で長い順番待ちで生きている間に入居できるかどうかわからない状況です。

 アメリカで一生懸命働いて、不動産を購入してひと財産作って日本に永久帰国する高齢者もいれば、アメリカで先行き不安な高齢者もいます。思わぬ失業、離婚、破産など理由はいろいろですが、中盤の人生どう生き抜くかがキーになるような気がします。

 やって来たこと、やってこなかった事のツケがいい意味でも悪い意味でも後半の人生に結果として現れるますね。お金だけでなく健康も同じ。健康無くして後半の人生は乗り切れません。

 やっぱり私にとってダイエットは残りの人生を左右しますね。頑張らなくっちゃ。image