4月から歯医者に通い始めたのですが、その治療代にビビデバビデポーンです。

 

全被せのオールクラウンになると、以前は銀歯(保険診療)か白いセラミック(自由診療)の、ほぼ2択でしたが、ジルコニアという、セラミックより強くて安価な白い素材ができたらしく、昨年友人が6万円(自由診療)でこれを入れたのでした。

 

10万円のセラミックではなく、ワタシもジルコニアにして貰おうと思い、先生に相談したところ、ジルコニアはセラミックよりも固くて、上の歯が自前の歯の場合はおすすめできず、セラミックのように技士が手造りするのではなく機械で造るので、精工とはいかないと説明されました。

 

そして、歯茎を少し切開して歯の高さを出してから被せものをするということで、麻酔して、さぁ切るぞと寝転がって口を開けている態勢の時に「切開の費用は自由診療で、22000円になります」と言い出されたのでした。

 

ここで言うんかいあせる です^^;

治療計画の段階で最初に全部説明して、と言いたかったけど、普段はとても丁寧な先生なので突っ込めず、口を開けたまま頷くだけ。

 

最近はスーパーで食材を買う程度の現金しか持ち歩かないのですが、この日はたまたま諭吉様を何枚か、出かける前に財布に入れたのでした。

歯医者の近くに骨董屋があり、骨董屋はカード使えなかったり、或いは現金払いで値切ることもできるので、万が一運命の出会いがあったら…と、ふと頭をよぎって、普段入れない枚数をこの日は財布に入れたのでした。

 

そうしたら、シロさんとケンジの1か月分の食費相当額が、羽が生えたように飛んでいったあせる

切られた歯茎の痛さより、この不測の出費が痛かったあせる

 

 

ただ、ワタシは今のところ歯医者くらいしか通ったことがありませんが、病気の人の治療もこんな感じなのかな…

たとえば、白血病は億単位の治療費をかければ完治すると聞きます。

今ではハリウッドを股にかけて大活躍の俳優さんも、かつては白血病の治療で数億円の借金が報じられていましたっけ。

この間亡くなった伊集院静さんも、(当時のお金で)1憶円あれば、夏目雅子さんを治してあげられたと手記に書いていました。

こうなってくるってことね…

国民皆保険の落とし穴というか、何でもかんでも保険でカバー出来ない現実…

 

日本の健保は、それでも世界でトップクラスではあるんですけどね。

特に日本の歯の治療費は諸外国に比べると格段に安く、こんなに歯の治療が安いから、日本人は歯を大事にしないとオーストラリア人に言われたことがありました。

大谷選手の通訳の歯の治療が900万というニュースですが、さほど大袈裟な額でもなさそう。

歯の治療が出来る、歯がきれいに揃っている=富の象徴、選ばれた人間であることのアピールでもあり、

だから見せつけるように白い歯をむき出して笑うんだわ、アメリカのセレブって(とワタシは以前から思っている)。

 

 

将来どこか悪くして、ハイ、ここからは自由診療とか言われることを想像すると、嫌ですねー。

口の奥の、たかだか1㎤の見栄えなんて気にしてないで、貯金に回しておくべきかも…と思いつつ、今回は、予定通りセラミックなんですけどね^^;

 

 

道端にも、色んな花が咲くようになりましたラブラブ