映画の話もそろそろ、と思いつつも、渋谷には平山がいっぱい。
今日は「もう一歩前へ。」から「さらに、もう一歩前へ。」にキャッチコピーが変わっていました。
そんなに後ろに下がって用を足してるんですかね、男子諸君。
この映画はそもそも東京トイレプロジェクト(電通×ユニクロ プロデュース)のプロモーションの一環でしたが…
公衆トイレにここまで大掛かりに広告を打つって…この後また何か別の展開が待ってるんだろうかと思ってしまいます。
トイレや箱モノより渋谷に文化を、と思ってたけど、”平山”という1つの文化は生まれたかもネ(笑)
余計なモノを取り入れずに自分の価値観で生きていく、毎日を新鮮な気持ちで大切に生きる、という思想と文化。
*
今日は映画を鮮やかに彩った、3人の美女に触れときましょ。
東京オリンピックの閉会式で踊った人ですね。
ヴィム・ヴェンダースの映像美を彩るに欠かせない存在だったでしょう。
カンヌのレッドカーペットに、この鮮やかなドレス!
彼女の頬チュウと、ニコが着替えようとした時の平山の様子から、あぁ、平山はこれまでも独身だったんだな、と思いました。
姪のニコ。
この映画がデビューだそうですが、監督は新鮮な人を使いたかったのでしょう。
彼女はインタビューの受け答えが素晴らしく、出演者の中で圧倒的に年下なのに、一番ちゃんと喋ります(笑)
基本的に他人と関わろうとしない無口な平山ですが、ニコといるときは普通に喋り、「今度は今度、今は今♪」と歌も歌います。
この仲の良さは、昔一緒に住んでたかな…
大きくなったニコにビックリしている平山は、ごく普通の親戚のオジサンでした。
そして、平山が休日にだけ通うスナックのママ。
平山が扉を開けると、「平山さん、いらっしゃい」と優しく艶やかな声で迎えます。
平山、唯一の社交の場でしたね。
そして、映画でも冒頭に流れたAnimalsの歌を、石川さゆり、日本語で歌う
この映画はやっぱり音楽が大事な要素となっていました。
も一度聴きたい方は、こちらを。(PCからのみ視聴できるよう)
【石川さゆり】House of the rising sun
連休なか日の、今日はよく晴れた1日でした。