あらすじ)
家に帰れない事情があり公園で雨に濡れていた10歳の少女 さらさ。
事情を察して家に招きいれ二か月かくまった大学生フミ(松坂桃李)
誘拐と誤解され加害者と被害者となってしまう二人。
実際はお互い、何かしら安心感を持てる平和な日々を過ごしていた。
逮捕でそれは終了。
15年後、偶然再会しそこからどんどん負の方向へ周り共々進んでしまう。
本人たちは至って純粋で心優しい人間であるのに。
感想)
静かな重さで進みます。
松坂桃李君の虚無感な眼に彼の秘密の深さが表現されていて上手い。
活動的な演技イメージの横浜流星君は脱ポジで、
すずちゃんのDV婚約者。
ラブシーンもDVシーンも迫真の演技でイメージ変わりました。恐ろし。
田舎にすずちゃんを連れてゆく流星。
土地持ちの跡継ぎ。
そこで親戚からこそっと「その怪我…そうよね?前の彼女もそうだったのよ。
流星はいざっていう時に逃げる場所がない人が好きなんだよね」
でも酷い暴力で鼻血を流し、すずちゃんは逃げだす。
レストランで働いていたので、職場は知られている。
桃李の部屋の隣に引っ越しますが
見つけられたすずちゃんは流星に「今なら許してやるから戻ってこい」
「何を許してもらうの、戻る気はもうない」
流星はちょうど果物剥いていたのでヒヤヒヤでしたが…
予想外の展開になるのですが、DV気質らしいともいえる
救いは…それでもすずちゃんはフミ(桃李)から離れない。
闇を告白し崩れる桃李に‥すずちゃんは
「前の逮捕される前に手をつないでくれたあの感触を頼りに、
ずっと生きてきた」と静かに力強く伝える。
💦 書き直すようだな。
気持ちのまま書いてしまった~
よければ観て下さい。後味悪くはないですよ~。