この結果を見て愕然であり 納得。

人の心のありようそのもの。

 

 

 

最近、、、、、Y浜の従妹ちゃんに

「はなちゃん、おばさん(うちの母)が生きている間に、聞きたいことないの?いいの?」と言われて

即答した。

 

真顔「ないわよ。言っても聞いても無駄なの」

 

さすがに諦めている年齢ですが。

 

自分を通して

求めても得られえない母親との愛着関係があると

引きずりますね。

 

未だ「母親」という言葉に 

温かさより構えてしまう。

彷徨っています・・。

 

 

 

従来の非行の原因といえば、母子家庭や父子家庭や、争いごとが多い家庭、など

成育歴や家庭環境のマイナス面が要因とされてきた。

 

しかし最近は特に舗道歴もない子が

いきなりキレたムカついたという理由で事件を起こしたりケースが増えている。

大人もね。

 

総理府の調査では

その子供たちの意識が「罪悪感が欠如し、被害者意識」が強いという。

大人もね。

 

補導されると逆に少年補導員を

被害者意識をもって責める子も増えている。

 

子供たちが悩んだり苦しんだりしていることは事実だが、

自分の問題を克服する機会やプロセスがなく、

また規範意識も内在しておらず

自信のなさから ノーと言いづらく

簡単に 人に引きずられる他律性の傾向があるらしい。

 

 

 

乳児でも 生後7か月そ過ぎると人見知りをする。

 

元保護観察官は、非行に走った子供を調査して見ると子供時代に人見知りをしなかった子が多いと述べる。

人見知りをしなかった子供は 何らかの事情で母親から十分な愛情を受け取れなかったため

思春期に母親のいうことを聞かない子に育つことが多いという。

 

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「現代の親子問題」日本図書センター  広井多鶴子 児玉亮子著

 

育児不安、虐待、ニート、友だち親子、不登校

、…親を批判し、親を責め、その責任を問う「風潮」のなか、

家族をめぐる問題は、いつから/どうして「問題」になったのか?

 戦後から現在にいたる、親子「問題」の一般論と実感とのギャップを、

歴史分析と言説研究によってとらえ直す。

 

第1章 核家族化と親子関係
第2章 親の養育態度としつけ
第3章 家庭の機能としつけの「依存」
第4章 少子化と「家庭の教育力」
第5章 「どの子にも起こりうるもの」としての不登校
第6章 非行の「一般化」論と核家族化
第7章 父親論・母親論
第8章 捨て子・虐待・子殺し・子の売買
第9章 ひとり親家庭・養子・いろいろな親子