明治時代の政治家で活動家でもあった「田中正造」の没100年を記念する講演会が北川辺で開催された。足尾鉱山の鉱毒によって甚大な被害を受けた渡良瀬川の下流域、その最下流部に谷中村と北川辺(利島村と川辺村)がある。田中翁は栃木県佐野市の出身ながら、公害被害の現場である北川辺に入って反対運動を続けた。その指導と闘争によって北川辺の地は遊水地化をまぬがれ、現在は米どころとして栄えている。「郷土を救った恩人」と敬っている土地柄が、周年記念事業を盛会にしている。