奈良県南部の高取町にある通称「壺阪寺」。大宝から養老にかけての縁起が残されており、以来諸堂が建立されたと云われる。その時代から眼の信仰が盛んであったが、明治に浄瑠璃「壺阪霊験記」が上演されるや有名になった。添乗で初めて訪れた40年前から商売熱心というか「がめつい」寺だったと記憶している。その寺風は現在も盛んなようで境内には新たな石像やお堂を立てて華やかにしているが、一方で眼病患者を中心に「擁護施設」の経営など社会事業も行って奉仕しているようだ。