☆★神戸の下町 湊川★☆ サンドリオン グループCendrillon group代表 波戸岡 正章 公式ブログ -166ページ目

恩人 5

試練はいきなり訪れた。
開幕戦のザスパ草津戦でまさかの0-3完封負け。

スタジアムに訪れたファン達は更にどん底へと突き落とされた。

格下相手に
ホーム開幕戦
大量失点完封。

まだ一試合目だから、
本来ならば、
まだまだこれから!
という気になるところなのだが、さすがにそんな気にはなれなかった。

しかし、バクスターのシステムが浸透するまで第一クール終了時まで時間を要した。


本当に一年でJ1に復帰できるのだろうか。


その間、強固なシステムを地道に確立していった。
そして、引き分けに持ち込む力と勝ちきる力がつき始めていき勝ち点を着実に上積みしていった。
昇格に相応しいチームへと変貌していく姿に、
やり直す事の難しさを感じた。

スコアに表れない何かを感じた第2クール。
確実にチームは逞しくなっていった。


その頃、ようやく首位まで登りつめた。


バクスターの規律を重んじる試合運びは、本人曰わくJ1でも優勝争いできると自信を深めていた。

バクスターの鬼気迫る指揮に選手は信頼し、真剣な眼差しで話を聞く姿にファンたちはチームの成長を著しく感じた。




6へと続く
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恩人 4

初めてのJ2。

どうしようもない絶望感に覆われたファン達に、これ以上ない奇跡が起きた。

なんと一年でJ1復帰させる為にバクスターが帰ってきたのだ。

私は心から喜んだ。

そしてファンたちの前で一年で必ずJ1に復帰させると力強く約束してくれたのだ。

このシーズンの全試合に注目しようと思った。

一体なぜ、神戸に来たのか。

降格した戦力の低いチームを指揮することに戸惑いはなかったのか。

世界中で名将として名を広めた男が何故アジアの下部リーグのチームを指揮しようと思ったのか。

その仕事を
プロフェッショナルの流儀を最後まで見届けようと決意した。




5へ続く。
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恩人 3

バクスターのいないヴィッセルに物足りなさを感じた時期があった。

その頃、彼は様々な経歴を歩んだ。

指導力に定評があるバクスターにオファーが舞い込む。

U21イングランド代表監督で多くの人材育成に成功し、それが評価されて南アフリカ代表監督に就任した。

その頃、神戸は財政難を迎え、経営権が楽天に移行した。


意味不明な補強を繰り返し、チーム力が著しく低下。
結果的に2005年 初のJ2降格をした。

次こそは、球団が無くなってしまうのかなと本気で心配した。

しかし、そのオフシーズン、もがき苦しむ神戸にまさかの奇跡は起きたのだった。



4へ続く。