どうも、ハトです('ω')
皆さんは、このお方を知っているだろうか？
『Fate/Grand Order』に登場するイギリス出身の魔術師。Aチーム、後のクリプターの一人。
キリシュタリア・ヴォーダイムである。
(CV：斉藤壮馬さん)
立ち位置は、ロストベルト第5章のボスであり、クリプターのリーダー
彼の目的は、「神による人理編纂」
その根拠として、「人は古来より神は星であり自然の摂理と認識していたことから、惑星の運営に神を見出したが、やがて神々を扱いきれなくなり、その可能性を取りこぼした」と語る。
～個人的なもの～
そして、なにを隠そう。
私のFateの中のマスターで、最推しキャラでもある。
しかし、初期の頃から、ドストライクというわけではなかったが....(*´ω｀)
ストーリーを読んでいるうちに、キリシュタリアの、
彼の内面や、他の人たちに対して、優しく接している姿に惚れたのだ。
もう、本当にいい男すぎて困る。( ^)o(^ )
今回は、僕が、彼に強く惹かれたエピソードを、ひとつピックアップして書いていこう。
かっこよすぎんか...?(小声)
『星間都市山脈 オリュンポス 25節 それは、生まれ持ったものではなく』
この節では、華々しいエリートを歩んでいた、
キリシュタリアの、人生の転機について触れられています。
15歳の頃、当時のキリシュタリアは、
他人より恵まれている環境にあり、他人より優れた才能があり、
運命に選ばれた者としての自覚と使命がありました。
『ーー美しいものを作る。』
そんな思いが、若きキリシュタリアを、日々の研鑽に、駆り立てていました。
しかし、そんな存在が邪魔になったのか、
実の父親に、刺客を差し向けられ、襲撃にあって、瀕死になってしまいます。
そんな瀕死の状態のキリシュタリアを、救ったのが、
ーー不衛生なボロに住んでいるひとりの『橋の下の少年』 でした。
会話もほぼできず、自分の名前も言えない、汚れた場所に住んでいる少年に対し、
キリシュタリアは、
「こんな存在に助けられた、という事実が、私には恥ずかしいことに思えた。」と語っています。
なぜなら、キリシュタリアは、自分が金持ちだと思われて、
金のために、助けられたのだと思っていたからです。
ですが、傷を癒すため、段々と少年と過ごしていると、
次第に、お金のためではなく、少年の感じた『美しさ』によって、助けられたのだと、気づきます。
少年は、その『美しさ』のためだけに、見知らぬキリシュタリアを助け、
少年は、無知ではありましたが、愚かではなく、
何者かに追われていると気づき、動けないキリシュタリアのために、
パンを盗ると、いうことまでして、キリシュタリアを助けようとしていたことが、明かされます。
しかし、少年は、盗みを働いたことにより、暴力を受け、亡くなってしまいました。
そのとき、彼の人生は変わり、キリシュタリアは、自らの愚かさへの決別をしました。
今まで『いないもの』として扱ってきたもの。関わる事はないと区別していたもの。
そんな視点でしか未来を見ていなかった愚か者。
ただ『美しい』という言葉だけを妄信していた自分。
自分にとって、何が『美しい』ものなのか、考えた事すら、無かった。
少年は、その愚かさ故に、どうでもいい理由で命を落とした。
キリシュタリアは考えました。
ーー自分にできるだろうか？
見も知らぬ他人の、ただ空腹を満たす為に、命をかけて行動する事が。
自分が美しいと感じたものの為に、何の見返りもなしに、その命をかける事が？ーー
キリシュタリアは、自分を犠牲にしながらも他人を助けた少年の献身により、
一命を取り留め、その後の、キリシュタリアの人生を大きく変え、
人間の美しさ、人間の可能性、善性を信じるキッカケになりました。
「彼にできた以上、自分もやらなければならない。
彼がみせた以上、自分は応えなければならない。
何も持ちえなかった貧者である彼が、
最大の善性を獲得していたように」
か、悲しすぎるー！！！｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡
あまりに、悲しすぎるエピソードだってばよ。
少年がいいやつすぎるし、キリシュタリアも、少年がキッカケで、
人間の美しさや可能性を信じれるようになったのが、
本当に読んでいて、よかった！と思えるシーンだった。
また改めて、自分も、少年やキリシュタリアみたいに、
自分の信じる『美しさ』のために、行動できたらなと思いました。
こういったの、マジで好き！！！大好き！！！
キャラクターのこころに秘めた生きる目的を知れるの、ありがたい....
ちょっとブログ書きながら、泣いてます(´;ω;｀)うぅ...
人生の参考にさせていただいております...
ありがとうFGO。ありがとうシナリオライター。
FGO最高！！！！
～完～
『FGO開発の日記がみれるのでおすすめです』
