チョコレート嚢胞の治療のために、レルミナからジエノゲストに切り替えて3ヶ月以上が経過した。

 

先月の後半から始まり、一時は生理3日目くらいの出血量になったが、だんだんと量が減って1週間前にはなくなった。

 

が、残念ながら昨日から少量ではあるが、明らかな出血がある。

そもそも、1週間前から出血はないけれど下腹部痛が慢性的になっていた。

日によっては、朝左下腹部の局所的な鋭めの痛みに気づいて目覚めることがあったり、夕方にも同じような痛みを繰り返すことがあた。

そして、とうとう昨日はその痛みに合わせて、出血も復活してしまった。

痛みというのは、やはり不安が高まる。

生理痛と分かっていれば多少しんどくてもやり過ごせるのに、理由不明、いやおそらくチョコレート嚢胞のせいであろう痛みは不安だ。

来週のCT検査は、副腎ガンの再発がないかの確認が第一目的ではあるけれど、早く自分の子宮や卵巣に何が起きているのか知りたい。原因がわかれば、不安感への対処可能な範囲が増える。

話は変わるが、4月に入った頃から、血圧がだいぶ落ち着いている。

気温が上がってきたからかもしれないが、レルミナと違い、ジエノゲストの副作用に高血圧はあまりないことと、ミトタンの服薬量を半減させたことがようやく功を奏してきたのではないか、と期待している。

 

そんなここ数週間だったけれど、かなり嬉しいこともあった。

先日受験した資格試験の結果が出て、無事合格していたのだ。

勉強に費やした労力と、何より高額な受験日が無駄にならなくてよかった、というのが正直なところ。

でも、その資格の登録手数料と登録免許税で更に安くはない出費。

免許更新のために受ける研修費用も考えると、今後働く上でそんなに必須の資格でもないのになぜ取ったのか、と自分でもつっこみたくなる。

大きな理由は、20年近く続けた前職のスキルを証明できるものが欲しかった。

周りから見れば、そんなことにこだわらなくても、と思われるかもしれないけれど、かなりマイナーな仕事だったから、履歴書だけではなかなか人に伝わらない。

変なプライドだ、と自分でも思うけれど、20年やってきたことは無駄ではなかったと証明できたようで嬉しい。

 

前職で働いていた時、朝の慢性的な下腹部痛と残業中などに来る鋭めの痛みと不正出血の不快感とは、最後の2年くらいは付き合っていた。

だから、今の体調は懐かしさと、身を削ってでも仕事をしなければいけないのか、と葛藤していた頃を思い出す。

仕事に集中する時間が少ない分、痛みに向き合う余力があるから余計によくない。

今も、なんとなく痛みが襲ってきそうな予兆を感じる。

痛みに耐えながら夕飯を作り、学校から帰ってきた娘を迎えると、決まって態度がよりぞんざいになってしまうので本当に申し訳ない。痛みを訴える私を、ちゃんといたわってくれる優しい娘なのに。

 

昨日は仕事も頑張ったし、今日はもう、資格の登録申請手続きは諦めよう。