先日、数年ぶりに健康診断当日に尿検査と便検査を当日に無事出すことができた。
昨年まで、不正出血があって当日はもちろん、提出の予備日があっても出すことができなかったから。
無事出すことができたとはいえ、もしも目に見えないレベルで出血をしていて、それが検査で検出されてしまうと余計ややこしいから、どうか本来の目的を達してもらうことを祈っている。
ところで、家の庭に植えて何年も経ったアスパラガスがある。
私の育て方が悪いのか、もう株の寿命が近づいているのか、今年は今までになく収穫量が少ない。
そんなアスパラガスを見るとふと思い出すのは、その苗を植えるか植えないか迷っていた頃のこと。
せっかく、庭のある一戸建てを建てて、家庭菜園ができるスペースがあるというのに、大好きなアスパラガスが植えられなかった。
アスパラガスは、植え付けてから2〜3年経たないと収穫ができない。
家を建てたのは、副腎がんの摘出術を受けてから4年程経った頃で、来年、再来年も生きていられるか分からない、という考えがあらゆる瞬間に過っていた。
もちろん、家を建てることにも葛藤はあったが、私だけのものではなく使われるものだから、そこまで迷いはなかった。
けれど、アスパラガスの世話は私以外しないな、と思ったり、仮に収穫できるまで育った時に自分はいないかもしれない、と考えると胸が締め付けられて、しばらく苗を買うことができなかった。
生存率0%と言われていた8年目を過ぎた頃だろうか。明確には覚えていないが、なんとなくこの先も生き続けられるのかも?という気持ちの割合がほんの少し上回った時、ようやくアスパラガスを植えてもいいと思えるようになった。
元来、ずぼらでケチなので、植えっぱなしで毎年楽しめる植物ばかりを選びがちなのだけれど、来年ではなくて、再来年、3年後を楽しみにする、ということが自分の置かれている現実にはふさわしくない感じがしていたのだと思う。
今、来年やもっとその先のために肥料を施したり、土作りをしたりすることを楽しめているのは、本当にありがたい。
去年頑張ってくれた自分に感謝して、また次につながることをやろうと思えるのは、決して当たり前ではないことを忘れずにこれからも過ごしていきたい。