先日、ジエノゲストがなくなったので、約一ヶ月ぶりに婦人科を受診した。

 

医師から様子を聞かれ、「おりものが茶色いことが数日あったくらいで、明確な出血はなかった」と言ったつもりだったが、「出血があったのね」と、出血があった時のための薬を出されてしまった。

「お守り代わりに」と医師に言われ、出すのは当然という感じだった。

正直に言うと、数年前に不正出血が続いていた際に出された同じ薬は、飲んでも効き目がわからず、ほとんど飲まないまま使用期限を過ぎてしまった。

値段はどうあれ、大量の薬をそのまま処分するのはかなり心が痛んだ。

かなり混んでいる病院なので、医師に異を唱えるのはとても勇気がいる。

 

ここ最近落ち着いているホットフラッシュのことを言わなくてよかった。

きっと漢方薬を出されて、耐えられない程の症状ではなくても、もったいない、という理由で飲むことになるから。

ここ最近は、おりものが増えて下腹部痛が度々起こるようになったが、これ以上薬を出されても困るので、余程のことがなければ婦人科医には言わないと思う。

次の受診は2ヶ月後だから、発言内容は慎重にシミュレートしておこう。

 

資格試験が終わって今週になってようやく手を付けた確定申告は、医療費控除の計算が多くて疲れた。

ミトタン(オペプリム)は1カプセルあたり802.1円で、高いなあと思っていたが、他の種類のがん患者さん達が遥かに高額な薬代を負担していると聞いて、ミトタンが高いなんて言ってられないのだと最近理解した。

4月からは健康保険も任意継続から国保に変更になるから、高額療養費の申告も自分でしないといけないかと思うと気が重い。

ミトタンが1日1カプセルのままなら、少しだけ限度額を超えてしまう。

その手間に見合った還付金なのだろうか、なんてつい考えてしまうが、医療費負担は少ないに越したことはない、と自分に言い聞かせる。

 

毎年4月のCT撮影は、慣れなのかよく分からないが、あまり結果を不安になるということはなく13年あまり経ってしまった。

というか、不安になろうがなるまいが結果が変わることはないし、という感じになってしまっている。

副腎がんサバイバーとしては、もう少し深刻味がないとなのかな、とも思うが、その方が精神衛生上はいい。

ただ、今年は副腎だけでなく子宮の状態も注意しなければいけない。

下腹部が痛む度に、不安がよぎる今日このごろ。