先日、時折風邪もどきになる、という記事を書いた。

しかし、この2週間程は正真正銘の風邪をひいている。

 

1月4日に新しい職場に初出勤した後、喉の違和感と熱っぽさが生じたので例の如くコートリル増量からカロナール、PL、抗生剤と薬攻めをしたのだが、一向に回復せずにむしろ悪化した。

外出も控えて、横になれる時はとにかく温かくして安静にして過ごしていたが、3日目にとうとう37.1℃が出た。

37℃以上が出たのは、コロナワクチンの副反応以外ではかなり久しぶりだ。

これは異常事態と思い、コロナとインフルの抗原検査キットで判定したが、どちらも陰性。

義父母も一緒に暮らし始めていたので、心底ホッとした。

 

が、薬を飲んでも、安静にしてもなかなか回復しない。

とにかく鼻の奥が痛み、水のような鼻水が流れ続けること2〜3日。鼻の下が鼻のかみすぎで荒れるなんて、いつぶりだろうか。

13日にレルミナがなくなってしまったので、抗原検査をもう一度してどちらも陰性と確認してから、ふらふらと婦人科を受診した。

婦人科の待合の寒さと待ち時間の長さで、また回復が遅れたような気がする。

 

一昨日くらいから、鼻水の量も減り、喉の痛みも気にならない程度に落ち着いた。

クッシング症候群になる前には、年に何度かはしっかりと風邪をひき、しっかりと熱を出して休んだ後、鼻をかみながら仕事をするということが通常だった。

しかし、右副腎がんを摘出して、コートリルで副腎皮質ホルモン補充を始めてしばらくは、熱っぽくて風邪をひいたような感じはしてもひどい喉の痛みや鼻水が出ない時期があった。

内分泌科医に聞いたら、コートリルを飲んでいるせいだろう、と言われたように記憶している。

その当時は、コートリルを飲み続けている限りあの風邪症状の煩わしさからは解放されるのか、と嬉しいはずが、ほんの少し寂しいような気持ちがしたのを覚えている。

しかし、いつの頃からかは忘れてしまったが、喉の痛みはもちろんのこと、鼻水が出る状態にまでなることが時折生じるようになっていった。

どうやら、一時的な恩恵でしかなかったようだ。

 

にしても、今回の風邪はしつこくて、質の悪いヤツだ。

新しい職場は、前の職場と違って暖房がよくきいていて暖かい。

その分、外との温度差がえげつないから、結果、身体には相当の負担がかかっている。

薬調整に加えて、服装やらで温度調整の工夫も考えねば。

 

明日は何を着ていこうか。