年末年始で実家に帰省をした。

実の両親に会える機会なんて自分の病気のことも考えると、あと何回あるか分からないから帰る。

でも、4時間近くの車移動と、あまり空調設備が整っていない実家で過ごすことは、かなり身体に負担がかかる。

例によって、今年も実家に着いた時には、かなりぐったり。

そこから、普段両親が使っていない部屋を自分たちが過ごせるように掃除したり、重たい冬の布団を敷いたり、とする。私の大敵であるホコリが大量に舞う。風呂から上がった頃には、大抵喉の痛みの前兆を感じる。

もちろん、朝からコートリルは増量しているけれど、なかなか不調なく過ごせることはない。

 

ミトタンの副作用の倦怠感は、ふと気を抜けば常にあるような感じで、この13年あまり過ごしてきた。

でも、活動してはいけないラインを超えたな、集中できないな、と思う頻度が、明らかにここ数年増えた。

実家のある県の方が、自宅のある県よりも発展しているので、普段行けない店で買い物をすることが帰省の目的の1つなのだけど、今年は倦怠感も強くて、頭も回らず、一応最低限の目的のものを買うのが精一杯で楽しめた感じはなかった。

悲しい。

実家には、弟、妹の家族も集まって、夕食、談笑。

私の身体の事情を分かっているから、本当に辛い時は一人横になって休むこともあるけれど、幸い今年はそれはなかった。

それよりも、せっかくの美味しいものがあっても、食欲があまりない。

レルミナを飲み始めたから、肝臓に負担がかかっているのだと思う。

ミトタンも育休中に1日5カプセル飲んでいた頃は、倦怠感と食欲不振が強かった。仕事に復帰するとなって、そのままでは辛いだろうから、ということで、現状の1日2カプセルに減らしてもらった経緯がある。

 

実家は、集まる人数も多いし、小さな甥や姪たちがわちゃわちゃしているから、自分が食べた量なんて誰も気にしないので気が楽だった。

けれど、実家の後に行った義実家には義両親と私達家族しかいなかったので、義母がたくさん用意してくれた料理にあまり手をつけることができず、大変申し訳なかった。

食事中も、胃のあたりの不快感が強くなり、じっと堪える瞬間があった。夫と娘は、いつものことなので気づいているようだったが、義両親からは何も言われなかった。

もちろん、無理に食べることを勧められなかったし、義母には食事後に薬の副作用で食欲が落ちていることは説明した。

 

娘が小学校に上がってからは、義両親とは同居(毎週末は実家に戻っていたけど)していて、私が前の仕事を辞めてからは、義両親は実家で暮らしていたが、来週からはまた一緒に生活する予定だ。理由は、義実家がとても雪深く寒さが厳しい地域だから。

夫と娘は、私が食事中にどんなに具合が悪そうにしていても何も言わないでいてくれるが、義両親と一緒となると、そんなにあからさまに具合が悪い様子も見せられないだろうな、と思うと心配だ。

ここ1ヶ月ほどは、18:00頃になると空腹だろうが、食事を摂ろうが、とにかく気持ちが悪い時がある。

婦人科で相談したら、レルミナ中止になるかな。それとも、漢方薬が出されたりするのかな。

前々回の内診では、卵巣はだいぶきれいになっていたらしいし、もうレルミナ止めたいな。レルミナは6ヶ月までしか飲めないけど、もう1ヶ月あるんだよな。

 

どうせ食べても食べなくても気持ち悪くなるなら、外食となればできるだけ好きな物を食べるようにしてるけど、倦怠感で料理するしんどさがあると、なかなか難しいね。

時短や手抜きでも美味しい料理の情報が、こんなにも簡単に手に入る時代に感謝。