JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」の紀南ルートの乗車記です。
その③では、新宮駅→太地駅の様子を、
その④では、古座駅→周参見駅の様子をお伝えしてきました。
今回その⑤では、白浜駅→京都駅までの様子をお伝えします!
パンダだらけの白浜駅
次の停車駅は、白浜(しらはま)駅。
白浜といえば、7頭ものパンダが暮らすアドベンチャーワールド。
と言うことで、白浜駅の改札口はパンダのぬいぐるみに占拠されていました。
心に残る音楽のおもてなし♪
炭をたたいてみるという発想がありませんでしたが、不思議ときれいな音が出るのです♪
そう言われれば、紀州の備長炭は有名ですよね。
演奏を満喫した後は、駅前の物産店「tanabe en+」さんへ。
ここでは「銀河ドリンク」(400円)を飲んでおきましょう。中身はの梅のジュースで、テイクアウトができますので車内でゆっくりいただきます。
車内でのお楽しみ
また、有田川町の皆さんにより、有田みかんのPRも行われていました🍊
ブランドとしての有田みかんは存じ上げておりますが、すでにここまでいくつものみかんを食べてしまっただけに、申し訳ないのですが、すでにごちそうさま状態💦
でも、せっかく車内でPRして下さっていますので、少しくらいは買っておきましょう。
最後のお土産は海南駅で
改札口では、手作りの看板とカモノハシのイコちゃんも歓迎してくれました。
ここ海南駅での停車時間は、お土産購入タイムといった感じ。
改札口正面にある海南市物産観光センターは、営業時間を延長してくれていますし、改札口横のセブンイレブンは「銀河」グッズが充実しています。
全国旅行支援のクーポン券も、ここでしっかり消費させていただきました😁
京都へ向けてラストスパート
「銀河」は通勤の帰宅時間帯の和歌山駅に到着。
夜になると、夜行列車の雰囲気になるのでいいですね。
和歌山駅を出発すると夕食のお弁当タイムです🍱
ホテルグランヴィア和歌山さんの「みくまの弁当」です。
(飲み物は付いていませんので、和歌山駅のホーム売店で購入しておきましょう。)
「みくまの」とは熊野三山(速玉大社・本宮大社・那智大社)を表す呼び方で、「銀河」で訪れた思い出の地を、お弁当とともに振り返ってほしいとの願いがこめられたものです。
おにぎりのスペースが多いのですが、みかんどり、梅真鯛、梅豚、紀ノ川漬けなど沿線の食材が詰められています。
「銀河」をイメージした星形のニンジンも見逃せません⭐️
そして事前予約制のオプションとして、ホテルグランヴィア和歌山のマカロン(3個入・1,080円)も受け取りました。
カラフルなマカロンは、左から梅、じゃばら、ぶどう山椒と和歌山の特産品を感じられれるものでした。
賞味期限が当日限りと、お土産には適しませんので、その場でデザートとして頂くのがよいかと思います😋
お弁当も食べ終わるころ、車窓にはアベノハルカスが見えてきて、現実に戻ってきてしまったという、寂しさがこみあげてきます。
天王寺、新大阪に停車すると、次は終点京都です。
新宮から11時間の旅ですので、さすがに感傷的になります😥
自席にいるのもなんだか寂しくなり、荷物をまとめて「フリースペース遊星」に向かいます。
すると、乗務員さんからの温かいメッセージが書かれたメッセージボードを発見🎉
おかげさまで、最後に心が温かくなって列車を後にすることができました。
発車案内板の「銀河」の文字には「★」が付いていますね。
京都駅到着は20:53。今から「のぞみ」号に乗れば、今日中に東京駅や博多駅に着けるのがありがたいです。