北信濃ワインバレー列車」の乗車記です。
前編からご覧ください。

須坂駅と車内販売

テンポよくワインを頂いているうちに、列車は須坂(すざか)に到着。
須坂駅長野電鉄の車庫がある駅で、到着直前に、左側に車庫が見えます。
 
JR東日本「成田エクスプレス」、元東急電鉄8500系などの懐かしい車両たちが出迎えてくれました😚
 

 
須坂駅を出ると、車内販売が回ってきます。
前編でご紹介したエリンギにぎり寿司(350円)、おやき(野沢菜・なす各150円)、栗かのこ羊羹(200円)などのラインナップです。
 
 

ワインのお味は?

ここで、全7種類を飲みましたので、独自にワインの総評を行いたいと思います😎
赤白ともに、それぞれ特徴のあるワインでしたので、ラインナップとしてはバッチリでした。
 
個人的におすすめワインは、
赤は楠ワイナリーの「楠R」。香り豊かで、口当たりも良く飲みやすいワインです🍷
白はサンクゼールの「シオン」。白ワインらしい味わいと奥深さを備えたワインでした🥂
 
あまりお酒が強くないという方は、こちらの2種をお試しされてはいかがでしょうか。
 
 
列車は松川を渡り、須坂市から小布施町に入ります。
車窓から見える木々も、須坂市はりんごの木、小布施町は栗の木に変わっていきます🌳
 
 
ほどなくで、列車は小布施(おぶせ)に到着します。
 

小布施駅で20分停車

北信濃ワインバレー列車」には、お手洗の設備がないので、トイレ休憩もかねてここで20分間の停車時間があります。
 
 
テツ的な見どころは、駅構内にある「ながでん電車の広場」です。
ここには、2012年まで運行されていた2000系電車が静態保存されています。
 
 
ホームから眺めるだけでなくて、構内踏切を渡って、列車のすぐ近くまで行くことができるのです。
長野電鉄らしい「りんごカラー」の電車は、色も形も愛らしいですね🍎
 
 
駅舎は、観光案内所などを併設していて、立派で落ち着いた造り。
 

この小布施町は、工業デザイナーさんの水戸岡鋭治センセイがまちづくりに関わっていて、水戸岡デザインの料亭「小布施 鈴花」さんや、「フローラルガーデンおぶせ」などにも行ってみたいところ🥰

 
 
さて、列車の出発時刻が近づいてきましたので、車内に戻ります。
 
出発案内には「のんびり号」の表示がされています☺️
 
 
次はどのワインを頂こうか、座席の陰からチェックしておきましょう😎
 
 

終点までは急勾配

信州中野(しんしゅうなかの)を過ぎると、最大40‰という急勾配を抱える山岳路線になります。
列車の行き違いのため、途中の信濃竹原(しなのたけはら)で停車します。
運転停車のため、残念ながらドアは開きませんが、1927(昭和2)年築の木造駅舎が魅力的です。
せっかくなのでドアを開放していただき、レトロな駅舎を眺める時間をとって頂きたいものです。
 
 
そして最後の40‰を上りきると、終点の湯田中(ゆだなか)に到着です。
 
到着の〇分前でワインのお替りは終了です」なんて野暮なことは言わず、到着直前までお替りしても構わないのは、ありがたいです😂
ただし、到着後は速やかに下車するのがマナーですね。
 
 
1時間半弱という乗車時間だと、吞兵衛にはちょっと物足りない感じもしますが、酔い過ぎないので、ちょうどいいのかもしれません。
 
湯田中駅は志賀高原への玄関口。
バスに乗り換えて志賀高原方面に向かうもよし、旅館の送迎車で湯田中・渋温泉郷に泊るのもよいでしょう。
 
 
日帰り温泉「楓の湯」、足湯もありますので要チェックです。
⚠️飲酒後の入浴は危険ですのでやめましょう。
 

今なら県民割で格安です

ご紹介してきました「北信濃ワインバレー列車」が、今なら県民割(信州割SPECIAL)で格安で楽しめます。
 
通常価格6,000円(1~2名利用は7,000円)のところ、2,500円の割引と2,000円分の商品券が付いてきますので、実質1,500円(1~2名利用は2,500円)でお弁当とワイン飲み放題になるのです🎉
 
行かない理由がないくらいにお得になっていますが、利用するに予約日、居住地など各種条件を満たさなくてはいけませんので、公式予約HPでよくご確認ください。
 
私(埼玉県民)も条件を満たして格安で楽しんできましたので、次はあなたの番ですよ🤗