先月(2021年12月)に和歌山電鐵で運行を開始した「たま電車ミュージアム」号の乗車記です。
まずは前編からご覧ください。
 

  車内(2号車)

貴志方の2号車です。
こちらも様々なシートが並んでいます。
イベント列車ではなく、通勤や通学で使われる列車なのですから贅沢です✨
 
 
またイベントで運行する際には、テーブルを設置することができるようになっています。
いつか、車内で飲食できるような列車が走ったら、楽しいでしょうね😉
 
車両の中程には、テレビモニターと本棚が設置されています。
 
 
モニターには「たま」のアニメーションが流れていました。
 
 
モニター前には大きなソファがあります。
こちらも、座り心地が良さそうですね👍
 
 
2号車の床を見ていると、一段とカラフルなエリアがありました。
こちらは「たま」がスポーツをしているイラスト🤗
 
東京オリンピックの種目にちなんだ18種類。
それぞれにかわいらしいイラストになっています。
 
 
1枚1枚、美術館のように鑑賞していたら、いつの間にか終点に着いてしまいそうです😅
 

  車内に神社?

2号車の車端部です。
飾り棚に並ぶ「たま」グッズ、からくり装置「サッカー⚽️」が見えます。
 
 
向かい側には、からくり装置「ベースボール⚾️」。
時折「ニャー、ニャー」と言うのですが、からくり装置の音というよりも、列車自体が鳴いているように感じます。
 
 
隅っこには「たま神社」との表示が。
祠などは見当たりませんでしたが、貴志駅にある「たま神社」を分祀する予定なのでしょうか。
列車内に神社を作ったら、日本初でしょうね🤔
 
 

  たくさんの寄付金で完成

こんなに豪華な「たま電車ミュージアム」号。
いくら両備グループ傘下とはいえ、自前で改造資金を捻出するのは厳しかったようで、昨年春~夏にかけて、クラウドファンディングなどでサポーター(寄付者)を募集していました。
結果として、1,711人から合計18,993,000円が集まったとこと。
 
2号車の車内には、寄付した方の名前が掲示されていて、この列車が走っている限り掲示され続けるのだそうです🙌
 
 
実は私も寄付させていただきまして、ちゃんと名前が掲示されておりました。
(貴志駅に向かって右側やや前方です。)
ご乗車された際には、探してみてくださいね😉
 
 
寄付した人は、お礼の品も頂けるとのこと。
裏面にニタマの肉球印付きのポストカードと、サポーターの証の缶バッジを頂いてきました👍
 
 
当日は、何度も乗車ので1日乗車券を購入したら、こちらも「たま電車ミュージアム」のデザインになっていました。
 
 
少額ですが、自分が出したお金が役立ったのかもしれないと思うと、乗っていても気分が良いものです😉
 
 
たま電車ミュージアム」号は、「たま」「ニタマ」「よんたま」のミュージアムになっていて、一般の乗客からも歓声があがっていました。
 
私的には水戸岡デザインの集大成として、「水戸岡デザインミュージアム」のように感じました☺️
これから何年もかけて、和歌山の地を走り続けてほしいです。