■36ぷらす3
昨年10月に運行を開始した、JR九州のD&S列車「36ぷらす3」は、以下のように、曜日ごとに異なる区間を運行しています。
 
木曜日(赤の路) 博多→熊本→鹿児島中央
金曜日(黒の路) 鹿児島中央→宮崎
土曜日(緑の路) 宮崎空港・宮崎→大分・別府
日曜日(青の路) 大分・別府→小倉・博多
月曜日(金の路) 博多→長崎、長崎→博多
 
昨年は、土曜日(緑の路)に乗車しましたので、今回は月曜日(金の路)に乗車してみます。
■博多駅
博多駅の出発は10:51。
36ぷらす3」は、10:30過ぎに吉塚方から入線してきます。
 

 
黒光りする高級車の姿は「鉄道界のLEXUS」とも言えましょう✨

美しさの反面、周りの景色が反射して写真が取りにくいのが難点です😥
 
 
長崎までは、特急「かもめ」号で2時間余りで行くことができますが、この「36ぷらす3」はなんと4時間半以上(下りの場合)もかかります。

せっかくの高級車ですので、長く乗れて嬉しい限りです☺️
 
■限定メニュー
列車が動き出し、お見送りの方々に手を振ったところで、3号車ビュッフェに一番乗り😁
 
 
なぜなら、木曜日(赤の路)と月曜日(金の路)でしか買えないメニューがあるから。
それは、「”うちのたまごオムライスコンビ」(980円)で、この日は限定5食のみの販売です。
 
うちのたまご」はJR九州ファームが福岡県飯塚市の内野宿養鶏場で生産しているブランド卵🐔

お弁当の監修は、特急「ゆふいんの森」号の予約制弁当「折鶴」でおなじみの北九州の竹本さんです。
 
 
希望すれば、電子レンジで温めてから出してくれます。
その際に、掛け紙は捨てられてしまいますので、掛け紙が欲しい場合にはお申し出された方が良いかと思います。
 
 
980円はちょっと高いかもしれませんが、お子様でも食べやすい組み合わせです。
 
また、「”うちのたまご出汁巻たまご」(390円)も、木曜日(赤の路)と月曜日(金の路)のみの限定発売になります。
 
 
車内で召し上がるのも良いですし、お土産にもいいかもしれませんね(要冷蔵です)。
 
 
列車は、南福岡駅でしばらく停車します。
鉄道ファンには、たまらない景色ですね!
 
 
鹿児島本線内は、まるで団体臨時列車のように、頻繁に運転停車を繰り返していきますが、鳥栖駅を出て長崎本線に入ると一気に加速していきます🚋
 
 
■佐賀駅
佐賀駅では13分間停車します。
乗客はホームに降りて、小冊子にスタンプを押したり、列車の写真を撮ったりしていました。
 
36ぷらす3」の顔(先頭部分)は、メガネをかけたイケメンのように見えますが、あながち間違いでもありません🤓

スマホのカメラには、花や食べ物などを認識する機能が付いていて、私のスマホを向けてみると、列車なのに人物として認識していました😅
 
 
また、佐賀駅のホーム上には、恵比寿様の像があり「その数日本一」との幟があります。

理由は諸説あるようですが、佐賀市内だけで800体以上の恵比寿様があるとのこと。
 
 
13分停車の間に、「ハウステンボス・みどり」に道を譲ります。
 
 
ハウステンボス・みどり」が出発すると「36ぷらす3」も間もなく出発時間になります。

 
■小冊子
36ぷらす3」には記念乗車証がありませんが、色にまつわる沿線のエピソード などを解説した小冊子が配られます。


 
車内だけでなく、佐賀駅長崎駅でもスタンプを押せるようにもなっていて、旅の記念になります。
 
 
当然ですが、小冊子は曜日(コース)ごとに全て異なっています。
すべての小冊子が揃うと壮観ですね🎉
 
※6号車にあるヒミツのお部屋に飾られています。
 
後編 では、月曜日(金の路)の最大のお楽しみ、酒蔵通りで知られる肥前浜宿の散策タイムの様子をお伝えします👋