■無限列車大作戦
鬼滅の刃×SLぐんま 無限列車大作戦」として、JR東日本高崎支社と映画「鬼滅の刃」とコラボレーションしたキャンペーンが行われました🙌

高崎駅・横川駅の装飾をはじめ、SLぐんまよこかわを鬼滅の刃仕様にしたり、オリジナルの駅弁「峠の釜めし」を作ったりと、なかなか賑やかな感じでした。
 
その一環として、上野駅から高崎駅までのアクセス列車として、「リゾートやまどり」に装飾を施した「(かすがい)やまどり」号が運行されました。
 
 
こちらの列車はきっぷでの発売はなく、旅行商品のみの発売。
上野→高崎の片道乗車にオリジナルグッズが付いて、大人9,800円と強気な価格設定にもかかわらず、抽選に当選しないと乗れないという人気ぶりでした😉

 
■上野駅
それなりの価格の旅行商品だったこともあり、乗客は親子連れを中心とした「鬼滅の刃」ファンの方々がほとんどで、鉄道好きの方の姿はほとんど見かけませんでした。
 
上野駅13番線ホームは「TRAINSUITE四季島」と同様に入場規制がしかれ、乗客以外はホームに入れない警備体制が敷かれる徹底ぶりです😚
 
行先表示板には「鎹やまどり」の特別表示も見られました。
緑色の市松模様は、主人公の竈門炭治郎をイメージしていることは言うまでもありません。
 

 
車両外観の装飾はなく、いつものリゾートやまどりと変わりないように見えますが、この列車は車内の装飾がみどころのようです。
 
 
■車内装飾の数々
一歩車内に入ると、あちこちに鬼滅の刃の装飾がされていました。
この秋に「リゾートやまどり」がほとんど運行されなかったのも、この装飾のためなのかもしれません。
 
乗客の皆さんは、まるで現美新幹線のように車内を回遊しながら、写真を撮っていました📷️
キャラクターを知らない方は、何ひとつ楽しくないと思いますけど。
 
窓に貼られているキャラクターのシールは、裏側は無地になっているため、外からは見えないようになっています。
 
 
こちらが、主人公の竈門 炭治郎(かまど たんじろう)。
SLの機関助手という設定なので、ゴーグル姿でスコップを手にしています。
 
 
女の子のキャラクターは竈門 禰豆子(かまどねずこ)。炭治郎の妹です。
なぜ竹をくわえているのかは、ご自身でお調べくださいね。
 
 
乗降ドアだけでなく、デッキのドアや、ラウンジスペースの窓もラッピングされています✨

 
我妻 善逸(あがつま ぜんいつ)は、峠の釜めしの販売員になっています🍱

今回のコラボレーションでは、横川駅の名物駅弁「峠の釜めし」ともタイアップしており、釜の色や食材も特別な1個2,000円のコラボ釜めしが発売されました。
 
 
5人のキャラクターに合わせ、5種類の釜めしがあるのですが、10月に2種類、11月に2種類、12月に1種類を発売するので、一気に5種類買うことができない、意地悪な「おぎのや」さん。
 
ちなみに12月は、こんなメニューでした。
 
 
12月の釜めしのモデルにもなった煉獄 杏寿郎(れんごく きょうじゅろう)。
JRの名札を付けて、車掌さんになっています。
ストーリー上も「判断力に優れと的確な指示を出すあたり」が、車掌さん向きなのかもしれません。
 
 
鉄分高めの人はいないので、前後のラウンジはガラガラでした😁
 
 
■座席
ところで列車名の「(かすがい)やまどり」号の「鎹」って何?と思った方も多いかもしれません。
「鎹」とは「鎹鴉(かすがいがらす)」という鬼殺隊本部との連絡に使われるカラスのこと。
各隊員に少しずつ性格が異なったカラスが付いているのです。
 
高崎駅への連絡列車ということと、鳥のやまどりに掛けているみたいです。
 
ということで、網棚からはカラスがぶら下がっています。
 
 
ほとんどがカラスなのですが、雀が紛れています。
各隊員にはそれぞれカラスが付いているのですが、我妻善逸だけはなぜかカラスではなく雀になっていて、それを表しています。
 
 
見る人が見るとわかるシークレット🤫
こんなこだわり、実は大好物です。
 
座席のヘッドレストカバーも特別なもの。
安っぽい紙ではなく合成皮革製になっていて、なんと乗車記念に持ち帰れるのだそう🙌
 
 
帰宅後に広げてみると、タペストリーとして壁に飾れるような作りになっています。

 
いいお土産になりました✨🎁

きっぷは懐かしのタイプ。
駅名はスタンプ、席番や時刻は手書きです。
列車名は「鎹やまどり」ではなく、列車番号で表記なっているのは仕方ないのでしょうか。
 


こちらもテツ的にはいいお土産になりました😃

今回は、コラボレーションしているSLぐんまよこかわにも乗車してきましたので、別記事でご紹介したいと思います。