その① では、外観や1階の客室についてお伝えしましたが、今回の開放的な2階デッキや、出航までの様子をお伝えします。
 
■瀬戸内の風を感じるデッキ
1階の客室も新しいデザインで快適なのですが、多くの乗客は代わる代わる、2階のデッキで過ごしています。
 
2階の展望デッキは「スピカテラス」と呼ばれ、開放的な雰囲気。
中央には、瀬戸内海の島々をイメージしたオシャレなソファを配置。
ここでまったり過ごすのもいいですね。
 
 
もちろん景色が見やすい椅子も用意されています。
 
 
最後部の椅子は、ビーチチェアのようにリクライニングしていていて、航跡を眺めながら、時間を忘れてくつろぐことができます。
 
 
操舵室付近の壁には、島々のイラストが描かれていました。
 
 
瀬戸内海汽船とJR西日本の共同プロジェクトだそうです。
 
 
いよいよクルーズのはじまりです。
 
 
■三原港へ
今回、午後の西向きコース(三原~広島)を予約。
通常は6,000円ですが、JR西日本のネット予約「e5489」から申し込むと5,500円で予約できます。
 
三原駅には、「SEA SPICA」と「etSETOra」の旗が飾られ、デスティネーションキャンペーンを盛り上げていました。
 
 
三原駅から三原港までは徒歩8分とのこと。
駅を出たら、「うさぎのマーク」に沿って歩いていると、三原港にたどり着くことができます。
 
 
三原港に到着後、受付をして、座席指定の案内書をいただきます。
あとは入港を待つのみ。
 
午前中の東向きルートの船が折り返しになるのですが、入港はわずか10分前。
 
 
「SEA SPICA」が入港してきました。
双胴船になっているのが良く分かります。
そのおかげで、安定感があり揺れが少ないのですね。
 
 
乗船すると、まずは人数確認のためいったん着席するように言われます。
乗船券をいただきます。
 
 
■売店
1階後方には売店があります。
 
 
ドリンクやお菓子、おつまみの他、SEA SPICAのオリジナルグッズも売られています。
 
 
 
まずは、「瀬戸田レモンCHU-HI」とかっぱえびせん(瀬戸内レモン味)を購入。
瀬戸内レモンCHU-HI」はJR PREMIUM SERECTとあるように、JR西日本岡山支社が、地元の企業や生産者と協働、地域の魅力を伝える商品を開発するプロジェクトの成果。
 
お菓子やお土産などのいくつもの商品を開発していますが、CHU-HIシリーズも、瀬戸田レモンの他に、岡山白桃しまなみ八朔もあるそうです。
 
フルーティーで飲みやすく美味しいですよ!
(そこのあなた、ジュースではありませんので、飲みすぎ注意です)
 
 
船も私も、準備万端となり、三原港を出港します。
2階のデッキが気持ちいいです!
 
 
クルーズの見どころは、最終回その③ でお伝えします。