駅名に元号がつく駅は全国にいくつかをありますが、新元号「令和」がつく駅は、今のところ全国でここだけです。

 
平成筑豊鉄道の令和コスタ行橋(れいわこすたゆくはし)🙌
 
 
開業は2019年(令和元年)8月24日。
もともとは2019年(平成31年)3月に開業予定だったとのことですが、九州北部豪雨などの影響で開業が遅れ、令和になって日本で初めて開業する駅になりました。
 
当時は「コスタ行橋駅」にする予定でしたが、そんな令和初の駅ということもあり「令和」が冠されることとなりました。
 
ところで、コスタって何だろうとお思いになる方も多いと思いますが、近くにあるショッピングモールの名前が「コスタ行橋」。
 
 
道路を挟んで向かい側にもあり、なかなか大規模な商業施設でした。
スポーツ店のヒマラヤと100円ショップのダイソーの間の細い通路に「駅入口」の文字が😙
 
 
その通路の先に見えてきたのが「令和コスタ行橋駅」。
駅の手前にはフェンスがあり、開門時間が9時から24時になっています。
 
 
その時間以外は、令和コスタ行橋駅なのにコスタ行橋側からは通行できないみたいです💦
(駅から、踏切の反対側の住宅地側には行けます。)
 
コスタとしては、買物をしない人が敷地内を通行するのに難色を示しているのかもしれませんが、コスタ側にも住宅地があるので、列車に乗れるように便宜を図ってほしいところです。
 
駅舎はありませんので、このアーチが駅の顔になります☺️
 
 
アプローチは、階段ではなく緩やかなスロープになっていて、木のアーチが続きます。
こちらの木材は地元の京築ヒノキが使われています。
 
駅のデザインは、ことこと列車も手掛けた、水戸岡センセイです。
 
 
ホームの黄色い点字ブロックの内側は床面も木製です。
こちらは筑豊杉だそうです🌲
 
 
ホーム中央には待合室。
ガラス面が大きくとられ、明るい感じです。
 
 
まだ、杉の香りが残る待合室。
居心地が良さそうですね🤗
 
 
さり気なく、ことこと列車のイラストも飾られています。
 
 
ちょうど列車がやってきました。
平成筑豊鉄道のキャラクター「ちくまる」が描かれています。
 
 
列車が過ぎ去ったホーム全景です。
 
 
さて帰り際に、駅近くにある古そうなガーター橋が気になってしまいました。
プレートには日本国有鉄道1966とあり、そこまで古いものではありませんでした。
 
 
ところが、帰ってきた翌日にアップされた、駅が大好きmisattyさんの記事を見てびっくり😲
令和コスタ行橋駅の記事なのですが、同じ鉄橋が気になっていたみたいです😁
(訪問した日は別々です)
 
訪問日:2019年11月4日(月)