その②からの続き。今回で最終回です。
 
十川駅の近くでは、4月中旬から5月GW明けまで、四万十川を跨ぐように500匹のこいのぼりが上げられます🎏
(こいのぼりは窪川行の場合、進行方向右側になります)
 
実はこの時期は新緑が美しく、車内販売員さんイチオシの季節とのこと。
 
次の土佐昭和駅です。
乗降はなく秘境駅な雰囲気さえ漂います。
 
 
 
四万十川名物の沈下橋が、本当に沈下しかかっている光景を見ることができたのも、大雨だからこそ😁
 
 
しまんトロッコの車内に貼ってある沿線地図。
ところで四万十川って、地図の左側から右側(窪川の方)に向かって流れていると思っていましたが、実は反対。
山あいから窪川付近で海のすぐ近くまで流れてきた後、海に向かわずに流れを変えるのだそうです。
 
 
 
車掌さんからは、記念乗車証と鉄道ホビートレインのバッジ、しまんトロッコの金太郎飴を頂きました🙌
 
 
楽しい時間はあっという間。
トロッコ乗車区間の終点、土佐大正駅に到着。
 
ここで行き違いのため少々停車します。
ホーム奥にはトイレがあり、2度目のトイレタイム。
 

 
 
実はこのトロッコ、もともとは北海道の貨車でして、車体には「日本国有鉄道 旭川車両センター」のプレートがついています。
また貨車のままだと軽すぎて安定しないため、2トンの重りをつけてトロッコに改造したのとのこと。
 
これらの情報は、駅でトロッコを眺めていたところ、車内販売のおばちゃんが教えてくれました。
 
 
ここからは、普通列車のキハ54の車両に移ります。
 
今回は使われていませんでしたが、記念撮影ボードも備えられています。
 
 
まだまだ四万十川に沿って走ります。
折返しの下り列車の車内販売のおばちゃんが乗り込んできたので、いろいろとお話をお伺いしていたら、あっという間に土佐くろしお鉄道との分岐点の川奥信号所で一時停車。
 
信号所の作りがどうなっているのか見たいと思いつつ、お話を遮るわけにもいかず、窪川駅に到着🙌
 
窪川駅の階段はしまんトロッコ仕様になっていました。
 
 
次の高知行の特急あしずり号まで1時間半。
まずは、構内で折返しの様子を見学。
上りも下りもキハ54が先頭で、トロッコが後方になるため、機回しが行われます、
 
 
その様子を見届けてから駅前に出てみますが、時間を潰すような場所はありません😅
 
 
そこで、駅の待合室に今年7月にオープン下ばかりのカフェ「しまんとえきめしFORM」さんにお邪魔しました。
 
 
このお店、カウンターの足置きが枕木だったりします😁
おすすめはカウンター席の一番奥。トレインビューになっています🚃
 
 
お食事もありますし、ビールやコーヒーも楽しめます。コンセントもあり充電も可能です。
 
窪川駅での滞在を快適にしてくれること間違いなしのお店です。
 
私が鉄道好きと見るや、お店の方が「使いかけですが、、」と列車のマグネットをプレゼントしてくださいました🎁
 
えきめしFORMの店員さんや車内販売員さんの温かさに触れた、しまんトロッコの旅でした🤗