その①からの続きです。
 
車内を探検。
車両番号の表示もオリジナルです。
後藤総合車両所で改造されたと表示されています。
 

 
天井を見上げると照明器具の周りに色がついています。
明るいところではあまり目立たないのですが、トンネルに入るとくっきりと色が浮かびあがります。
 
 
色違いの因州和紙を用いていて、1号車と2号車て色合いが異なっています。
 
 
座席まわりです。
ヘッドレストカバーは伝統工芸品ではありませんが、あめつちのロゴ入り。
 
 
 
テーブルの装飾には島根県の石州瓦が使われています。
お料理が滑りにくくなるのでちょうどいいですね。
 
 
乗降口付近です。
パーテーションには出雲織、安来織、倉吉絣、弓浜絣がはめ込まれたパネル。
壁面には、隠岐の黒松や智頭杉の飾りが取り付けられています。
 
 
 
1号車の12Dは独立席。
この席は車椅子対応席になっているため、90°横向きにすることができます♿
 
 
隠岐の黒松の装飾品よりも、昔のままと思われる扇風機のボタンが気になります😁
さすがに扇風機は撤去されていますが、送風機が稼働します。
 
 
洗面鉢は鳥取県の岩井窯。
 
伝統工芸品を使っている部分には、説明書きが書いてありますので、乗りながら楽しむことができます。
 
 
トイレ🚻は普段はあまり撮影しないのですが、気動車の車内とは思えないくらい、きれいに改造されていたので、ご紹介しておきます。
 
 
 
紺碧色の渡り板を渡り、自席に戻ります。
 

 
そうそう、車内には「あめつち車窓手帖」なるものがおいてあり、車窓の見どころを丁寧に解説してくれています。
出発前にお手元に用意しておくと、旅が何倍も楽しめます👏
 
 
出発後の様子は最終回その③で👋