その②からの続きです。

 
右側に茅葺き屋根が見えてきたら湯野上温泉駅。
豊後中村駅とともに、全国で2つしかないという茅葺き屋根の駅舎です。
 
 
降りて駅舎見学と行きたいところですが、停車時間がなく、車窓見学。
ここには足湯もあるので、15分〜20分くらいは停車してほしいところです。
 
後ろ髪をひかれながら、湯野上温泉を出発。
 
そういえば、車内の自動放送は、ラッピングしている「ノラと皇女と野良猫ハート」にちなんで、主人公ノラの幼なじみの黒木未知の声(声優の仙台エリさんの声)で流れています😏
 
 
ここで少し車内を探検。
トロッコ車両には郵便ポストが設置されています。もちろん本物で、ここから手紙を投函すると、オリジナルの消印が押印されるとのこと。
 
 
四国の鉄道ホビートレインと同じですね。
 
記念撮影用のパネルも置かれています。
アテンダントさんが回って撮影を勧めるようなことはありませんが、撮りたい場合は自由に使って良いようです。
 
 
お座敷車両が昔の車両のままですが、細かいところは気にしないようにしましょう。
 
また、景色の良い橋の上で停車しました。
トロッコ車両の窓からカメラを出すとこんな絶景が📷
紅葉の時期も良さそうですね🍁
 
 
 
ここでこの列車のメインイベント⁉
トンネル内での上映会があります。
 
上映会はトロッコ車両のみなので、希望者はトロッコ車両に集まるように案内があります。
 
そして、列車がトンネルに入ると、よりひんやりとした空気がトロッコの車内を通り抜けます。
 
真っ暗な中、車内に映像が映し出されます。
 
 
トンネルの壁面にも動画が流れます。
アニメ映像ですが、ストーリーまではわかりませんでした😅
 
 
いずれにしても長いトンネル内を演出してくれるイベントです。
 
それにしても窓がない列車でトンネルに入った時の騒音はかなりのものですね。
最近の列車は窓が開かないので、こんな大きな音もなかなか聞くことができません💦
 
右手に昔のトロッコ列車が見えてくると、芦ノ牧温泉駅です。
このトロッコ列車は、もともとは国鉄のキハ30だったみたいです。
 
 
 
芦ノ牧温泉駅は猫が駅長を務める駅として知られています。
名誉駅長が「らぶ」、施設長が「ぴーち」、
アニメとのコラボで名誉副駅長が「ノラ」だそうです😸
 
車内からはその姿を見ることはできませんでしたが、ホームのベンチには、パネルやぬいぐるみが置かれていました。
 
 
 
ここまでくると、もうすぐ旅も終わり。
会津鉄道の区間は西若松駅までで、終点の会津若松駅まではJR線に乗り入れます。
 
ちょうど西若松駅で只見線の列車とすれ違いましたが、お座トロ展望列車が到着する1分前くらいに西若松駅を出発してしまうダイヤ。
接続をとっていないのが残念でなりません😫
 
磐梯山と東横インが見えてきたら、終点会津若松に到着です。
 
 
 
到着後に、改めて車両を見てみると、猫が爪をたてていました🐾
 
 
 
左がトロッコ車両(新潟トランシス製)、右がお座敷と展望車両(キハ40からの改造)ですが、連結部分を見ると改造前の車両の違いがよくわかります。
 
次はJR磐越西線の観光列車に乗りますが、ばんえつ物語ではありません😏