人吉駅には何度か訪問したことがありますが、未乗のままになっていた「くま川鉄道」を今回訪問してきました。

 
JR九州の人吉駅と同じ場所にありますが、くま川鉄道の方は人吉温泉駅という名前です。
 
 
 
この先、跨線橋を渡ってホームに向かいます。
跨線橋には暖簾がかかっています。
 
 
 
そこを走る全列車は、2014年に導入された新車で「田園シンフォニー」という名前がつけられています。
 
 
さらに各車両のカラーリングは1両ずつ異なり各車両のテーマは「春」「夏」「秋」「冬」に加えて「白秋」があり、車両ごとに色も異なっています。
 
今回、乗車したのは、KT501というトップナンバーで、テーマは「冬」です。
 
 
「田園シンフォニー」という名前の由来は、沿線に田園が多いことと、ベートーベン交響曲第6番「田園」を掛け合わけています。
 
車体にはト音記号が大きく描かれています。
 
 
 
 
乗降口には、交響曲第6番「田園」をモチーフした飾りがあり、センスの良さを感じます♫
 
 
 
車内には、地元のヒノキ材が多く使われており、落ち着いた印象です。
 
 
座席はいくつかのタイプがありますが、左側のロングシートは、大きな背もたれが目をひきます。
 
中央部は、テーブル付きの4人用ボックス席になっています。
 
 
窓側にはテーブルランプが付いている豪華仕様です。
 
 
窓向きのカウンター席もありました。
 
 
人数や気分によっていろいろな席が利用できるのは、いいですね😀
 
つり革にも、木を使っています。
 
 
 
そうそう、湯前方の運転席横のスペースには、子ども向けの展望席が2席、設けられています。
子ども目線を忘れない、水戸岡先生の心配りですね。
 
 
ちなみに右側にある大きな木の箱はゴミ箱で、地元の高校生の作品だそうです。
木を多用した車内ともぴったりですし、地元の方が協力してくれている感じがしますね。
 
この「田園シンフォニー」ですが、観光列車にも使用されますが、日常的に通勤通学に使われている標準型の列車なのが、くま川鉄道のスゴイところです👍
 
では、沿線の様子などは後編で。