おかでんこと岡山電気軌道の路面電車には、観光列車のデザイナーで知られる水戸岡鋭治さんがデザインした電車が走っています。

その代表といえば「MOMO」9200形。
「MOMO」って岡山だから桃太郎ってことで名付けられたんでしょうね🍑


今回乗車したのは2011年から運転している「MOMO2」。
同型式の「MOMO1」は2002年から運転しているそうですが、ほぼ同じ形で、今見ても新しく感じるデザインを15年前に導入しているわけですから、さすがですね✨

車両は2両編成で、東山・清輝橋方の車両は、白いインテリア。
木を存分に使った座席。そのまま座るのはさすがに辛いので、座布団が、固定されています。
年配なの方にはボックスシートの方が座りやすいのかもしれません。

路面電車なのに、テーブルまで付いています😲
窓側にはトレイのようなものがありますが、どのように使われるのでしょうか❔

ロングシートもあります。
ロングシート奥の連結部付近には、木の腰掛けと背あてのようなものがあります。

一方、岡山駅前方の車両は、黒いインテリア。
座席配置は同じですが、白と黒の対比が特徴的です。

白と黒、好みやその時の気分で乗り分けてみたいですね。


運転台は路面電車とは思えない、カッコ良さ🎶



連結部にある車両番号などの表示。
一番左が水戸岡鋭治さんのドーンデザイン研究所を表しています。

「MOMO」はこれからの路面電車や都市交通のあり方を提言しているように感じました。


なお岡山電気軌道では、「MOMO」以外にも「KURO」や「たま電車」といった水戸岡デザインの電車も運転しています。

どの車両が来るかは、電停にあるモニターに表示されますので、便利です🙌

今どき、初乗り100円、終点まで行っても140円という安さですが、乗り比べを楽しむなら1日乗車券(400円)がおトクです。

1日乗車券は車内で運転士さんから購入しますが、使う日にちの部分を自分で削らないといけないので、早めに購入することをおすすめします。


この1日乗車券は「おかでんミュージアム」の入場料が半額になる等の特典もついています。
(ミュージアムの様子は次回