吉松駅を出発した「しんぺい」。
程なくすると、アテンダントさんが検札にやってきます。
 
車窓を楽しむには、まず、フリースペースにおいてある沿線マップを手元に置いておくと、良いでしょう😃
 
途中でループやスイッチバックがあるので、左右どちらの車窓がおすすめか、わかりづらいのですが、(吉松発なら)出発時点で右側、(人吉発なら)出発時点で左側が「圧倒的に」おすすめです❗
 
また、途中でスイッチバックして進行方向が変わる走る区間もありますが、ほとんどの区間で始発駅出発時点の進行方向に進みます☺
 
車内では、随所でアテンダントさんの説明が入ります。
最初の停車駅は真幸駅。真の幸せと書いて「真幸」。ここで5分間停車します。
駅名標の隣にあるのが、幸せの鐘です。
ちょっと幸せな人は1回、もっと幸せを願う人は2回、いっぱい幸せの人は3回鳴らしてくださいとされています😌🌸💓
 
アテンダントさんが記念写真用のプレートを持ってきて、写真を撮ってくれます。
 
ここで、最初のスイッチバック。
真幸駅からは反対向きに出発。引込線のようなところに入った後に、再び進行方向を変えて出発します。
運転士さんが車内を行ったり来たり。
 
既に真幸駅はかなり低い位置にありました。
 
上り坂の山岳区間に入り、いくつかのトンネルを抜けて行きます。
 
そして矢岳第二トンネルの抜けたところで、列車は一時停車。
 
ここからの景色が日本三大車窓のひとつです🙌
 
本当は霧島連山が広がるはずですが、ご覧のような天候でした😰
 
晴れた日の様子は、車内のモニターで紹介されていました。
 
その後、肥薩線で最長の矢岳第一トンネルを通過。
このトンネルの入口には「いさぶろう」「しんぺい」の由来となった、逓信大臣の山縣伊三郎、鉄道院総裁の後藤新平の書いた石額が掲げられています。
 
程なくで矢岳駅に到着。
ここでも5分間停車します。各駅でホームや駅舎の見学や、写真撮影ができる、素晴らしい観光列車です。
 
矢岳駅は無人駅ですが、出札窓口には懐かしの「トクトクきっぷうりば」のシールが😂
ラクダ🐫マーク、文化財モノです。
 
ここからは下り坂。
途中、車窓右手の眼下に大畑駅が見えてきます(桜の木の右側)。
 
ここからループ線に入り、スイッチバックをしてから、桜がきれいな大畑駅に到着します。
 
ここでも5分間停車。
大畑駅は名刺を貼ると出世すると言い伝えのある駅で、駅舎は名刺でビッシリと埋め尽くされています。
 
大畑駅で再度進行方向を変えて出発。
一路、人吉駅に向かいます。
 
 
座席や車内の雰囲気は(前編)をご覧下さい↓