鳴き砂・ゴミ処理・ボランティア!マスターの「~五右衛門物語~②」 | 自由人へのパスポート 「Shigemi Yukitoshi Program」

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今日は!「学ぶハナミズキ」です。
ご訪問下さってありがとうございます♪







真っ白い砂が美しい「鳴き砂ビーチ・うしろはま」

8月には数回に分けてNHKの取材があるそうです。

取材のテーマは、漂着ゴミの処理に関してだとか。

うしろはまには半端ではないゴミが打ち上げられるので
スタッフさん達は掃除と処理に苦労してきました。

でもそれが、マスターの発案で、一挙両得どころか
何得にもなる素晴らしい解決法が見出されたのです。

それは何でしょう!?

今回マスターが、その辺の経緯を書いて下さいました。

とても感動したので、数回に分けて
皆さんにもご紹介させていただきますニコニコ


・・・・・・・・・・・


前回の記事の続きです。

鳴き砂ビーチうしろはま ~五右衛門物語~②
                          
             潜在能力開発研究所 重見幸俊


ゴミ処理に付いて。

土地を取得した当初、ゴミは軽トラに積んで、
10キロ以上も離れたゴミ処理場まで何度も往復し、
お金を数万円も払って捨てに行っていました。

2年後にボランティア袋というモノの存在を知って、
それがもらえる様行政に申請し続けても
全く相手にされない状態が3年続きました。

「産業廃棄物として出せ」と完全な上から目線です。






当社が出した廃棄物では有りません。

なのに会社代表のスタッフが
「産業廃棄物として出さないとこれからは受け付けない」
と言われたというのです。

しかもその量に対しては
これからは6万円払えと言うというのです。



違反覚悟の奥の手 (笑い話)。

最近はたき火が禁止だそうです。

私たちが子供の頃は、田舎では何処でも焚火をしたり
ごみ焼きをしていたモノです。

しかし今はそれが出来なくなっています。


私は集めたゴミを一角を設けて、
経営を任せている周囲若い衆の反対を押し切って
焼却し始めました。


すると近所の誰かが立ち上る黒い煙を見て
通報したのでしょう。

3日目には行政の役人の方がすっ飛んで来られました。

「違反ですよ。」

「知ってますよ。
しかしこうでもしなきゃどうにもならない。
このゴミの量を見て下さい。」

「それでも違反は違反です。
ゴミの焼却(野焼き)は犯罪です。」


それから売り言葉に買い言葉の押し問答が1分くらい続いて、

お役人の方も頭に来て
「警察に行きましょう」と言い始めました。

私もそこまで言われるとちょっと言葉がひるみました。

そこで

「私がしている事は以前なら褒められこそする環境の掃除だが、
それを犯罪と言うのならその前に、
ゴミを捨てるのは犯罪ではないのですか?

そういう犯罪を取り締まるのが先では有りませんか?

何故そう言う犯罪を放っておくのですか?
そういう犯罪はおとがめなしですか?

そういう犯罪を見るに見かねて、
良心的に処理する事は本当の犯罪なのですか?」

続いて、

「内の若いもんがおたくの方に
もう3年もボランティア袋を申請し続けている
と聞いているが、無視されたままで、

内のゴミでも無い物を全くのボランティア、
しかも善意で処理しているのに、
浜を管轄する行政はほったらかしたままで、
いきなり人を犯罪者扱いですか?

ボランティア袋くらい下さいよ。」


そうしましたらお役人の方が即座に

「分りました、何枚いりますか?」と尋ねてくれたので
「500袋」と即答しました。


そうすると親切な事に、2時間後に
お役人の方がわざわざ200枚も届けて下さったのです。

「まずは200袋、足らなくなったらその時次を出します。」

と言ってくれ、場内に集積して置けば
業者が引き取りに来てくれるという事にもなったのです。

喧嘩も時には建設的に売って見るモノです。


停滞していた問題がこれで一歩前進しました。

一輪車で一々運んでいたゴミも、
袋詰めにする事で作業の効率が上がり、

軽トラを借りてゴミ処理場まで往復していた作業と
ゴミ捨ての支払い費用からも解放され、
スタッフ一同、大感謝です。


ボランティア袋とボランティアと鳴き砂。

ボランティア袋を使用するには団体名が要ります。

そこで、全国的にも珍しい鳴き砂ですから
「鳴き砂ビーチを守る会」という名称を使う事にしました。

今までやり続けていた事の延長ですけどね。

しかし、
ボランティア袋が頂ける様に成った事の効果は大です。


Facebook等のSNSを通じて、
ボランティアの方々の応援が頂ける様になったという事です。







浜そのものは県の管轄だそうですから
誰のモノでも有りません。

しかも鳴き砂です。

砂は綺麗でないと鳴きません。

逆に砂が鳴くと言う事は、綺麗である証拠でも有ります。

人工的な汚染を免れているという事です。
そこには本当の自然が残っているという事です。


美しさ・・・そんな本当の自然は
人間の本能に訴える力が有り、
人間の良心を呼び覚まし、感性を育てます。


最近世間では、人間として大切な何かを忘れたり
失ってしまっている人達が増えていると思いませんか?

子供達に本物の自然を感じてもらい、
そんな中で自然に人間としての豊かな感性を育む・・・

そんな事の出来る環境の一つであるここの鳴き砂を残し、
そしてそれを引き継いで行って欲しい・・・。


ですから、汚染の一番の原因である、
人工的なゴミは絶対に除去しなければなりません。


そんなメッセージがSNSを通して伝わり、
自然を愛する多くの方々が鳴き砂を守る為に
色々と応援をしてくれるようになって来ました。

感謝です。

また我が町の観光スポットの一つとして、
地元の観光組合や行政も注目してくれ始めたようです。



次の記事③に続きます。



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