「 I'm A Man 」
 
昨日の続きで、こちらはBo Diddleyさんのほう。
 
マディ御大のフチクチが1954年で、こちらが1955年。
 
で、何がすごいかって、このアマメンが55年の4月にリリースされたのに対して、仕返し(笑) のマディさんのマニシボイが同年5月だということ!
 
すごいですねー、面白いですねー。
 
ウクレレブルースの演奏のほうはと言いますと、まず原曲キーが違います。
 
マディ御大はAのキー、ボ様はGです。
 
昨日のお話にも出ましたが、リフのパターンが違います。
 

 

 

 
マニシボイは「ジャジャジャジャン」で、アマメンは「ジャジャージャジャッ」。 

ついでに言うとフチクチは「ジャジャラジャジャン」。 

今回のアマメン動画には合いの手の「ペイィ~~ン!」をこれでもかと言わんばかりに入れておりますが、原曲そんなに入ってません、僕が調子に乗っただけです。
 
アッコさんの「ハッ!」とかケンシロウの「お前はもう死んでいる」と一緒です。
 
ごっこをやるときには似顔絵と同じく、こういう特徴的な部分を御本人よりも強調すると『ぽさ』がしっかり出ます。
 
やり過ぎるとネタ感が強くなりすぎるのでホドホドに(笑)
 
こんばんは、ウクレレブルースのHatmanいっぺいです。
 
僕のライブや動画をご覧になられた方からよく「演奏の時のいぺさんの顔に気がとられます(笑)」的な感想を頂戴します。
 
ありがとうございます。
 
楽器ってね、顔で弾くものだと思っています。
 
ブルースだとか、ギターやウクレレがどうとか、ではなく。
 
楽器って自己表現だったり感情表現だったりをする一番の手段だと思っていて、それを演奏するときには、やっぱり顔に出るんですよね。
 
自信のないときは自信のない顔になりますし、それが自信のない演奏になり、自信のない音としてお客さんに伝わります。
 
なので逆に言うと、演奏がまだまだでも、顔が出来ていて堂々とやっていればサマになるということなんです。
 

 

 

 
一点のミスもない緻密な高い演奏力でワーっとやられるのも、それはそれでまぁブラボーではあるんですけれど、だんだん退屈になっちゃうこともしばしば。
 
だけど、決してお客さんを笑わせるためという意味ではなく、自分の中にある伝えたい想い、パッション!が溢れ出る表情だと、きっとぐいぐい引き込まれて魅せられていくと思うんですよ。
 
僕はそう思います。
 
たとえチョーキングが思った音程に届いてなくても、顔が届いていたら、届いているんです。
 
そりゃもちろん、ちゃんと届いているに越したことはないんですけどね。
 
でもライブだと、あともうチョイ!もうチョイ!エイッ!!っていう顔をしていたらピッチが甘いとかどうとか、あんまし気にならないものなんですよ。
 
涼しい顔してピッチが届いていなかったら音痴だな下手だなっていう感じのほうが先行します。
 
どんな楽器でも、堂々と思い切ってやること。
 
全力で楽しむこと。
 
それが大事なんじゃないかなと思うんですよね。
 
僕は、ね。
 
 
「 Mannish Boy 」
 
Muddy Waters御大1955年の作。
 
この曲にはお返しのお返しという逸話があって、よくいろいろ混同されがちなので僕なりに整理してみました。
 
まずマディさんの「 ( I'm Your ) Hoochie Coochie Man 」がありまして。
 
それのお返しソングということでボ・ディドリーさんが「 I'm A Man 」を出し。
 
さらにその返礼として、この「 Mannish Boy 」をマディさんが出した、という感じ。
 
これが友人とはいえ友好的なやり取りだったのかが謎で(笑)
 
フチクチがヒットしたのでボ様がオイシイと思ってパクってみたらそれも当たっちゃって(よっぽどフチクチがセンセーショナルだったということ)、おいおいそんなんアリかよお前~ってことでマディさんがやり返した、という気もしないでもない。
 
ともあれ、こっちもまたライブでも定番になり名を残しているロックバンドたちもカバーしたりいろいろなっちゃってるので、まぁいいじゃないですかということなのかなと。
 
親しき仲にも礼儀あり、とは言いますが、ね。
 
ウクレレブルースでの演奏(に限らずギターでもなんでもですが)でのごっこをやる際の注意点としては、ご紹介したこの3曲ともそれぞれにリフのパターンと進行が異なるということです。
 

 

 

 
今回のマニッシュ・ボーイはコードチェンジが無く、ずっと同じパターンで捲し上げていく感じです。
 
そのぶん動きと顔で頑張ってください。
 
なにげに呼吸が難しいです。
 
ドスの効いたヘヴィなリズムでぐいぐい行きましょう。
 
余談ですが今回は初の屋外ロケです(笑)