皆様,明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今年も服部克久先生の啓蒙活動に勤しんで参りたいと思います。というわけで,今回は『音楽畑13』から《初日の出》を取り上げたいと思います。
この楽曲は弦楽合奏の曲で,アルバムの帯によると,30名の大編成ストリングスによって演奏されているそうです。耳で聞いた感じですと,確かにディヴィジ(ひとつのパートを更に分けて演奏すること)で演奏されている部分がありそうです。またオン・コードを使用し(これは服部先生の楽曲ではよくあることですが・・・これがまた自然な感じがしていいんですよね)極めて滑らかに楽曲が進行していきます。楽曲はGメジャーから開始され,息長く転調を繰り返し,そして元のGメジャーに戻ります。ロンドンのオケのメンバーによる演奏で,タイトル通り神々しいまでに美しく,本当に楽曲の進行にともなって太陽が昇ってくる様が目に浮かぶようです。同じ太陽をモティーフにした『音楽畑5』の《夕陽》のスケールの大きさとは異なる魅力があります)ヴァイオリンやチェロのソロも登場し,ストリングスの魅力が詰まった1曲といっていいでしょう。
この楽曲はとてもクラシカルなナンバーなので,是非譜面化していただきたいものです。(他の楽曲を取り上げた際にも,申し上げておりますが)すぎやまこういち先生のドラゴンクエスト・シリーズのように,いろいろな団体に演奏され服部先生の楽曲が「レガシー」になっていくことを切に願うものであります。
