早速始めます
???「僕ひとりで始末しちゃうつもりだったのに。
斉藤君、こんな時に限って仕事 速いよね」
その人は恨み言告げながらも楽しそうに微笑む。
斎藤一「俺は務めを果たすべく動いたまでだ。
・・・あんたと違って、俺に戦闘狂の気は無い」
???「うわ、ひどい言い草だなあ」まるで僕が戦闘狂みたいだ、とその人は笑う。
斎藤一「・・・否定はしないのか」そして私に視線を投げかけてきた。
???「でもさ、あいつらがこの子を殺しちゃうまで黙って見てくれば僕たちの
手間も省けたのかな?」
異常な状態は続いるのだ。
斎藤一「さあな。・・・少なくとも、その判断は俺たちが下すべきものではない」
雪「え・・・・・。?」下す人はまだいる、ということ・・・?
雪「まさかーー」そのとき不意に、ふっと影が差した。
雪「あ・・・・」なびく黒髪に、わたしは息を飲んだ。
きらきらと降り注ぐ月の光。
そのかがやきが何故か、舞い散る花びらを思い起こさせた。
まるで、狂い咲きの桜の、ようなーー
???「・・・・運のない奴だ」氷の刃にも似た、静かで冷たい声音。
月あかりに照らし出された顔。
へたり込む私の眼前に突きつけられた、白銀にきらめく刀の切っ先。
でも・・・・。何より私の意識を捕らえたのは、彼の瞳だった。
微かに何かが揺らいでいる。
今まさに私を殺そうとしているこの人は・・・・。
???「いいか、逃げるなよ。背を向ければ斬る」
私はこくこくとうなずいた。
深いため息を吐いたのだった。
雪「え・・・・。」彼は刀を納めた。
その行動にびっくりしたのは私だけじゃない・・・。
???「あれ?いいんですか、土方さん。
この子、さっきの見ちゃったんですよ?」
土方と呼ばれた人はますます渋い顔をする
土方「・・・いちいち余計なこと喋るんじゃねえよ」
土方「下手な話をきかせちまうと、始末せざるを得なくなるだろうが」
・・・・・・・・・・・・・・・・・。あれは見てはいけないものだったんだ。
???「この子を生かしておいても、厄介なことにしかならないとおもいますけどね」

