2016年 初ボランティア 命の現場を実感 | 福岡市西区ハワイアンアロマロミロミサロン ウルラアウ ( ulu laʻau)-癒しの森-

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生き物にとっての森は、癒され、成長を促される場所。
毎日精いっぱい頑張って、少し疲れた方々にとって、森のような存在のサロンになれたら嬉しいです。


Aloha~!
ハワイアンアロマロミロミサロンUlu la`au (ウルラアウ)へようこそラブラブ


寒くなりましたね~
今日は、緩和ケア病棟のボランティアでしたニコニコ
毎月活動の報告をさせていただいていますが、その報告を書いていると、本当に貴重な体験をさせていただいてありがたいなあと思いますおねがい


今日もそう実感した時間でした
すみません、ちょっと長くなります。
最初にロミロミさせていただいたのは、ご家族の方で、ホールの椅子に座っていただきロミロミさせていただきました。
とてもお疲れのご様子で、眉間にしわを寄せて「昨日眠れなかったから。」とおっしゃったので、残念ながら横になっていただくことは出来ないけど、わずかな時間でも休んでいただければと思いました。
ずっと目を閉じておられたので、何もお話せずにリズムはややゆっくりめで腕をロミロミしていると、呼吸がゆっくりになり、眉間のしわがやわらいできたので、ご本人さんが終了を告げられるまでずっと続けようと思ってロミロミしていたら、子どもさん家族がいらっしゃいました。
子どもさんがお話を始められたのですが、お話の内容はかなり深刻で、私がこの場にいてはいけないのでは?と思い、終わらせて失礼しようと思ったのですが、よっぽどお疲れだったようで、子どもさんに
「ごめん、今マッサージしてもらってて気持ちいいけん、ちょっと後にして。」
私はちょっとびっくりしましたが、続けていいことがわかって安心したのと、役に立っていると言ってもらったようで嬉しかったですおねがい

手のひらをはじめ、肩コリのツボと言われるところがコリコリだったので、最後に肩も解そうと思っていたら、私が言う前に
「ごめんけど、肩もちょっとしちゃらん?」と言われて、口に出して言ってないのに、伝わっていてびっくりびっくり
肩を解し終わったら、
「ありがとう!楽になった~!」と言って、子どもさんと共に医師のところへ行かれました。

私が、ここにいていいだろうか?と思った話の内容は、終末期の患者さんのセデーション(鎮静)について。
苦痛にばた狂う患者さんに、鎮痛剤や鎮静剤を用いると苦痛は軽減しても意識レベルが低下してしまい、お話も出来ない状態になってしまうことがあります。なので、どの段階でセデーションを始めるかの判断はとても難しいです。
おかあさんから状況を説明されて、子どもさんがつぶやかれた一言が、
「決めきらん。苦しがるのをみるのも嫌、話が出来なくなるのも嫌。」

本当にそうだと思います。
これが命の現場の日常ですよね。
決断するのは、ご本人さんや家族ですが、それを支えることのできる存在でありたいですね~おねがい


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。Mahaloラブラブ