今日は、
地域の介護予防対策に関連した
情報共有の会合に出席してきました。
役場の健康保険分野の担当者、
介護保険分野の担当者、
業務委託されている福祉施設の担当職員、
地域の活動の場を開催している運営担当者が複数。
(↑ワタシはこの立場で参加)
そして、それらの間を橋渡しする在宅介護支援コーディネーター。
会場の案内板には、これらの人達をひっくるめて
「介護予防協議体」とされていました。(「協議体」て(汗))
多分、今日の話は・・・、
1.働き手世代人口の減少
2.高齢者(概ね65歳以上)の増加
3.将来の働き手世代となる子供の人口の減少
この3点セットが加速すると、遠くない将来には・・・最悪は自治体が消滅…。
2000年から始まった介護保険制度。
自治体によっては
現在の保険料が開始当初の3倍にも上がっているところもあるという。
原因の一つに
「どうにもこうにも他者の手を借りるしかない」という
切羽詰まった状態になってから、慌てて介護認定を受ける方が多いのだと。
だ・か・ら・
そういう状態になるまでの時間を少しでも長くして、
健康的に過ごせる時間を増やしてほしい。
その結果、本当に必要としている方へ介護サービスがいきわたるように、
また、介護保険会計の健全化を少しでも進められたら…。
・・・そんなきれいな話が中心になるのかなぁ、って、
事前から勝手に思ってました。
が、見事に違いました。
いや、正確に言えば
発言を求められて、それに対して率直なところをお話したら、
そちらの方向に話の向きが変化してしまいまして。
ええ、現場の抱えている具体的かつ現実的な問題のお話です。
1. 新たな参加者の増えない問題
2. 特に男性陣
3. 運営者に負担が集中してしまう問題
4. 引き継ぎ者確保が困難をきわめている問題
5. 参加者在住地近隣での開催場所確保の問題
1は、永遠の課題だが、井戸端会議友達等のネットワークをフル活用。
2は、酒とつまみで釣る or 配偶者に「強制連行」を依頼(汗)
3は、永遠の課題。役割の内容を複数に分割して分業化を試行中。
4も、永遠の課題。これが原因でウチの町会の老人クラブは現在休止中。
5は、複数の手間と環境の問題。
・いわゆる「集会所」的な建物は、立地地区の町会に管理を委託しているため、
自治体が直轄で管理している公民館等の施設とは違って常駐の担当者はいない。
・場所を借りるためには地域の町会長等に申し出て使用許可予約を行い、
当日には、会場の鍵を借り出す/返却する等の「手間」が必要。
・また、小規模で古い建物が多いため、
地域柄、暖房器具は完備しているものの、冷房装置完備の施設は限られている。
仮に冷房付き施設を確保したとしても、近隣になければ高齢者等は自力で行けないので、
デイ・サービス施設のように送迎が必要となるが、
送迎まで実施するとなると運営側の各種の負担が増大する。
これ、町会自体が抱えている問題と同じだ
ふーん・・・。悩みどころって、どこでもいっしょ、なんだなぁ~。
どこでも、いっしょ・・・
それ、出てくる? (笑)
PC周りを片付けていたら、
ポータブルのMDレコーダーが出てきましたので
ついでに並べてみました。
ちなみに、トロちゃんはいつもPCの横にいます。
さて、上記の1~5の課題について、
何かいいアイディアがありませんかねぇ?
雨 & 暑さ、気をつけようね。
へば。