デジタル化をさらに推進したくても
なかなかできないことに対する愚痴です。
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今年度の町会予算は緊縮予算。
ここ数年来のコロナ感染症の拡大の影響で
町会行事をことごとく中止/休止としたことにより
予算の執行件数が激減して余剰が増えたため
町会費を通常の半額にした。
これを、３年ほど続けたが、
町会行事もボチボチと復活してきたことと、
もろもろの物価が上がってきたことで
支出額がコロナ前よりも微増。
何より自治体に対して支払う施設使用料金(電気料と水道料を含む)が、
前年度と比較して６万円増。
対して、町会費は前述の理由で半額の状態。
「町会の財政が厳しいから、元に戻しま～す」、と、
いきなり低減措置を止めるワケにもいかないので、
「来年度以降は段階を踏んで元に戻していく。
今年度は緊急時に向けた積み立てを行わないことと
各部に割り当てる予算を減額することで
町会費の半額を維持する。」と総会で提案し
何とか了承を得たという状況。
・・・ということで、
少しでも経費を抑えたい
& 手間を減らしたいということで
いわゆる「ペーパーレス」を進めたいという思惑があるものの、
高齢化の波がそれを阻む。
口頭で伝えても、すぐ忘れる
→ならば、と、書面で伝達
→「字が小さいから読めない」とクレーム
→字を大きくすると情報量が減る
→こちらの意向とは違う解釈をされるケースが増加
→文書作成に余分な手間を取られる
→上記がうまくいっていたとしても
「その紙を家のどこに置いたのか忘れた」
「よく見ずに捨ててしまった」
「大事なものだとハッキリわかるように作れ」
「そもそも文字ばかりだと読む気が失せる」
うるせぇよ。 
やるだけのことをやったら、
そこから先は向こう側の問題。
こちらがいちいち文句をつけられる筋合いは、ない。
そもそも、
業務として契約した上でやってるモンじゃない。
文句ばかりを垂れ流すのなら
アンタがワタシ以上のことをやってみろ。
文句を言うのはそれからでも遅くないだろう?
・・・という火種は、まだまだ自分の中に燻っています。 
立案・作成・編集という手間からは逃れられないものの、
印刷・配布という手間はペーパーレス化によって解消の実現は可能。
しかしながら、
いわゆるデジタルディバイドによって
情報を受け取れない人が生じてしまうという問題が
行く手を阻んでいます。
全面的なペーパーレス化は、この町会では無理だと
思ってます。
ネットを使う上では
それなりの知識や防御策を知らなければ
安全に使用することはできませんし、
ましてや単独の高齢者にそれを求めるのは
ほぼ無理でしょう。
ならば、せめてFAXで・・・と思うところもあるのですが、
FAXを持たない世帯も多いとの話。
ε-(･д･`;)ﾌｩ…
マイナスのループが今日もグルグルと回ってる。
文句① → 提案① → 文句② → 提案②
→ 文句③ → 提案③ → 文句④ → 提案④
→ 文句⑤ ・・・
このあたりでクレームを持ち込んだご本人、
話しているうちに文句①の内容を忘れてしまい、
結論は有耶無耶のままで、「今日は、もう帰るわ。」
はぁ??
俺の時間を返せよぉ、こらぁ!!
話を元に戻します。
加えて、町会ホールには
インターネットに接続できる環境は整備されていない。
整備したとしても、
毎日確実に利用があるワケでもないホールに対して
月々発生する利用料の負担は、そこそこ大きい…。
それで、町会用PCの定例update作業は
本体をワタシの自宅に持ち込んで、
有線LANで自宅のネット環境に接続して実施しています。
また、
スマートフォンやタブレット等を利用していれば
情報を受けとることは可能ではあるものの、
町会レベルでの文書や書類の作成や編集作業、
紙による出力の必要な町会費の領収証等の編集や出力は
PCを利用した方が効率的。
現状、当地域での高齢者で
情報を作成して発信する側として
ここまでやれる人がどれだけいるのか、わかりませんが、
今のままでは
ワタシが事務局から退いた後、
一体どうなるのか想像がつきませぬ・・・。
自分の立場として
「こうしたらわかりやすいだろう、便利だろう」
そう思えることは可能な限りやってきたつもり。
ただ、
あまりにも、痒い所に手が届きすぎては、
それを引き継ぐ人の負担が大きくなってしまわないだろうか?
・・・なんてことも思ったりもしているのだけれど、
そもそも、引き継ぎ者が見つかってもいないタイミングで
こんなことを考えたところで無意味だね。(汗)
少なくとも
この役割を担っている間は
このモヤモヤの消えることはなさそう、です。
へば。
