ちょっと間が空きましたが、前回記事からの続きです。
そう、前回の記事中には書かなかったけれど、
「(思いのほか、金額がかかるなぁ…)」というのが
第一印象的な「正直な感想」。
それでも、
かなり大規模に執り行った義父の葬儀や、
新聞にも広告を出し、
気持ちのある方にはご参列いただける形で執り行った義祖母の葬儀とで、
自分達の心の中の「ありがとう。やすらかに…」という思いの度合いとしては
どちらの葬儀でもほとんど同じだったのには
我ながら驚いてしまった。
ただ、いずれにも共通していたのは、
最後のお別れの時に故人の好きだった曲を流す、とか、
故人を偲ぶための「メモリーコーナー」を設ける、とか、
そういう過剰な演出は一切なかったこと。
ただ、棺のタイプの違いは少しばかりあったらしいが、
布張りだろうが、木が剥き出しだろうが、
気持ちとしては「どうでもよかった」。
自分にとっては「人がなくなった」ということの方が
棺のタイプが全面布張りにグレードアップしたことよりも
遥かに重要だったから、
棺の違いは人に言われなければ、
ずっと知らないままだったかも知れない。
要は、「演出」の部分よりも
お役所手続き代行や、
これからすべき各種手続きなどを順を追ってアドバイスしてくれる等の
実質的な側面支援の方が断然重要だし、断然助かると思う。
今回の葬儀は
いわば「必要最低限の演出や準備でセッティングした家族葬」。
「直葬」や「火葬式」より余分な支出はあるのだろうけれど、
住職さんに一通りの読経をあげてもらった方が、
送る側としても心の持ちようが違うんじゃないかな…。
(※個人の感想です)
90代と高齢になった義母の代わりに
以前からワタシ達夫婦が管理していたということもあり、
お寺さんとのつながりが元々あった。
そういう理由で、ある程度の「事前知識」があったから、
気持ちにある程度余裕を持てていたのかも知れないが、
それにしても・・・
それにしても・・・
かかる・・・
ゼニがかかる・・・