ちょっと間が空きましたが、前回記事からの続きです。

 

そう、前回の記事中には書かなかったけれど、

「(思いのほか、金額がかかるなぁ…)」というのが

第一印象的な「正直な感想」。

 

それでも、

かなり大規模に執り行った義父の葬儀や、

新聞にも広告を出し、

気持ちのある方にはご参列いただける形で執り行った義祖母の葬儀とで、

自分達の心の中の「ありがとう。やすらかに…」という思いの度合いとしては

どちらの葬儀でもほとんど同じだったのには

我ながら驚いてしまった。

 

ただ、いずれにも共通していたのは、

最後のお別れの時に故人の好きだった曲を流す、とか、

故人を偲ぶための「メモリーコーナー」を設ける、とか、

そういう過剰な演出は一切なかったこと。

 

ただ、棺のタイプの違いは少しばかりあったらしいが、

布張りだろうが、木が剥き出しだろうが、

気持ちとしては「どうでもよかった」。

自分にとっては「人がなくなった」ということの方が

棺のタイプが全面布張りにグレードアップしたことよりも

遥かに重要だったから、

棺の違いは人に言われなければ、

ずっと知らないままだったかも知れない。

 

要は、「演出」の部分よりも

お役所手続き代行や、

これからすべき各種手続きなどを順を追ってアドバイスしてくれる等の

実質的な側面支援の方が断然重要だし、断然助かると思う。

 

今回の葬儀は

いわば「必要最低限の演出や準備でセッティングした家族葬」。

「直葬」や「火葬式」より余分な支出はあるのだろうけれど、

住職さんに一通りの読経をあげてもらった方が、

送る側としても心の持ちようが違うんじゃないかな…。

(※個人の感想です)

 

義叔父側の先祖代々のお墓と、義父のお墓も同じ墓地内にあるので、

90代と高齢になった義母の代わりに

以前からワタシ達夫婦が管理していたということもあり、

お寺さんとのつながりが元々あった。

そういう理由で、ある程度の「事前知識」があったから、

気持ちにある程度余裕を持てていたのかも知れないが、

それにしても・・・

 

それにしても・・・

 

 

 

 かかる・・・

 ゼニがかかる・・・

 

 

 

 

1万円が1,000円の感覚で、
1,000円が100円の感覚で、飛ぶ。
いや、単品で飛ぶのではなくて、まとめて。
 
うーむ。
今のままじゃ、まだ絶対に亡くなるワケにはいかないっぞ、自分!
今回、全く現実的な数字を
身をもって示してくれた義叔父には
思いっきり感謝しなくてはならない。うん。
 
 
 
追伸。
 
義叔父のこれまでの生きざま、とか、
辿ってきた人生という道を偲ぶ…ことのできたのは、
彼の借りていたアパートでの電気(東北電力)の解約と
プロパンガスの解約と
固定電話(NTT東日本)の解約と、NHKの解約が済んでから、でした。
 
電気の手続きは、基本的にはネットでできるものの、
「引っ越し」することが前提の入力フォームなので、
結局は「その他のお問合せ」として電話して、
オペレーターさんにお話しするしかありません。
 
固定電話の解約手続きも、基本的にはネットでも済みますが、
支払いについては請求代行会社が間に入っているため、
「次回口座振替予定のお知らせ」が
解約手続きから少し遅れて届くので要注意です。
そのハガキが届いたタイミングでは、
故人の口座はとっくに凍結されているはずなので、
次回分の振替は当然不可能です。
コンビニなどで料金を支払える用紙を送ってもらうように
問い合わせ先へ電話で伝える必要があります…。
 
NHKさんの場合は
「電話をして解約の理由を述べ、解約用紙の送付を依頼する」のが基本。
で、解約用紙には、電話で話した理由と同様の内容を記載して返送。
「解約が完了しました」という返信は向こうからは来ませんので、
受信料が日割り計算で指定口座に返金されているかどうかで
判断する必要があります。
 
その他、
スーパーやホームセンターなどのポイントカードやら、
商店会のスタンプカードやら、いろいろ。
手続きの要るものから不要なもの、不明なもの
まあ、出るわ出るわ…。
義叔父は携帯電話を持っていなかったし、
クレジットカードもなし、
インターネットの利用もしていなかったので
まだ「この程度」で済んでいる…ということなのでしょうけど、
 
・・・ε-(・д・`;)フゥ…
 
 
(あと1回、多分続き…ます。)