(※注.  タイトルは、マザーテレサの言葉をアレンジしたものです。)

 

 

ウチの長男の親友は自衛隊員です。

中学から高校時代には、ちょっとチャラチャラしている印象があったのだけれど、

とにかく訓練が過酷で、半年も経たないうちに辞める人も多い中、

高校を卒業したあと、そのまま自衛隊へと進んで今も続けています。

 

自衛隊員も人間。

大切な人を想う気持ちが、国を想う気持ちへと昇華され、

それがさらなる強い意志となって

過酷な任務にあたっているのだと思うのです。

その思いが、息子の親友の言葉の端々からそれとなく見て取れます。

 

それを、

自分の頭ん中の妄想を基に

身勝手な妄言を垂れ流し。

これまでの大災害の時に、自衛隊がどれほど活躍してきたのかは

普段、自衛隊にさほど関心のない人であっても

TVや新聞の報道を介して知っている事実なので、

今回の件は発言主が全くの一般民だったとしても十二分に無礼だし、

自分の無知さ加減を自ら大っぴらにしたということで

見事に痛々しいものなのだけれど、

これがまた、どこぞの市議会議員の発言だったとは全く恐れいりましたわ。

 

まさに! 恐れ入谷の鬼子母神~ /(^o^)\

 

 

 はい、今回は以前の記事でも取り上げた「あの方」のお話です。

 

補欠選挙で当選した方だったとは言いながらも、

少なくともこの人に期待して投票した人がいたワケで、

トンデモ発言でご自身や議会等のイメージを損なうことは

投票してくれた方を事実上裏切る行為ではないかと。

で、この方が個人的に

「自衛隊にどんなイメージを持っておられるのか」ということ以前に、

自分の抱いている身勝手なイメージを基にして

他者を貶める(おとしめる)というのは、人としてダメね。

で、こんな最低限の常識さえも理解できていないということは、

ご自身の立場を全く理解できていないという証明になるでしょうね。

 

だから、

「議員の投稿は自衛隊員に対する職業差別的発言で断じて許せない暴言だ」 と、

市議会が賛成多数で辞職勧告を議決したのも

当然と言えば当然でしょう。

ご本人は、

 「この発言は議会の外で(発言)したもので、

  既に謝罪・撤回もしていることなので、

  議会が辞職勧告決議案を出すのは不当だ」、

・・・としておられるようですが、

ワタシには、

これまで受け取った給料(=税金)の全額をお返しになった上で

辞職されるのが妥当かと思えます。

 

 

 

この市議は、ワタシ自身と直接的な接点のある方ではないのですが、

それでも仮に上記のような対応をとられたとしても、

「長男の親友をも貶めるような考え方の公人(市議会議員)がいた」という事実は

消えないので、スッキリはしませんね。

 

「愛国無罪」のような極端な考え方も願い下げですが、

「反日無罪」のような非現実的な考え方は、もっと願い下げですがな。

 

 

 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

 
                                    マザー・テレサ



おまけ動画。

青森県八戸市にある海上自衛隊が実施していることなのですが、
この件、地元では然程大きな取り上げ方ではないので
地元民でも (八戸の海自が行っていることだと) 知らない方も多いかと思われます。